マクドナルドの接客マニュアル2013年10月05日

 リタイヤ後、早朝散策の帰路に最寄りのマクドナルドでモーニングコーヒーを飲むのが習慣になった。現役時代の出勤直後の自販機コーヒーの習慣が尾を引いていた。早朝6時前後にコーヒーにありつけるのはマクドナルドしかなかったし、一杯100円のコーヒーは毎日の出費を思えばありがたい。ここ5年ばかり、旅行などで早朝散策が叶わない日を除いてほとんど毎日通っている。
 通常はコーヒー一杯だけで15分ばかりを文庫本を読んで退散する。たまに朝食を抜いた時などは朝マックを利用する。その場合は、たいてい200円のソーセージマフィン&コーヒーのコンビである。今朝ふとレジの背中を見ると期間限定の「マックトースト」のポスターが貼ってある。新しいもの好きでは人後に落ちない。朝食は済ませていたが、即座に200円のコンビを注文した。
 ところで5年も通っていると、店のスタッフとも顔なじみとなる。この時間帯に接客してもらうスタッフも限られる。半年ほど前に採用された30代の女性は、常連さんにもいつまでたってもマニュアル通りの対応しかできない。砂糖だけの私に対し「お砂糖とミルクをお付けしてよろしいですか」と毎回声を掛け、私に「砂糖だけ」という返事を強要する。更にレシート不要の私に「レシートをどうぞ」と差し出し、レシートの受取りを強要する。いつになったらこの人は常連の意向を汲んだ本来の接客ができるのだろうとイラッとしてしまう。
 50代のベテランのおばさんが接客する場合もある。彼女の場合は客に応じて柔軟な接客ができる。黙っていてもミルクはつけないしレシートも渡さない。それでいてちょっとした挨拶などの声掛けもある。接客業はこうでなければ。
 今日の接客はおばさんだった。マックトーストの出来上がりまで少し時間がかかりそうだとみると、番号札をトレーに置いて「後でお持ちします」と声を掛けられた。待つまでもなく届けられたマックトーストのチーズとハムを薄めのバンズに挟んだヘルシーな味わいを愉しんだ。

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