猛暑の朝に遭遇した命 ― 2014年07月26日
梅雨明けとともに猛暑がやってきた。しかもこの猛暑、尋常ではない。熱中症で亡くなるお年寄りのニュースが相次いでいる。人命にも関わる異常事態だ。早朝のそんなテレビ報道を後にしていつものウォーキングに出かけようと玄関ドアを開けた。
ポーチのタイルに異物を見つけた。仰向けに横たわったアブラゼミの亡骸だった。成虫には間がある小さな体長である。かしましい鳴き声が始まったばかりだ。猛暑にこそ存在感を発揮する筈ではないか。そのセミがこの様ではシャレにならない。
有馬川沿いの土手道を歩いていた。再び異物を目にして歩みを止めた。全長30cmばかりの小さな蛇が身体をくねらせたまま息絶えていた。
名来の集落の街道筋を歩いていた。舗装路の電柱の根元に何やら黒い物体が見えた。近づいてカラスの亡骸だと知った。やっぱり体長30cmばかりの子ガラスだった。
猛暑の朝に三体の失われた命に遭遇したことになる。しかもみんな若い命ばかりだ。猛暑の苛酷さを思い知った。
ポーチのタイルに異物を見つけた。仰向けに横たわったアブラゼミの亡骸だった。成虫には間がある小さな体長である。かしましい鳴き声が始まったばかりだ。猛暑にこそ存在感を発揮する筈ではないか。そのセミがこの様ではシャレにならない。
有馬川沿いの土手道を歩いていた。再び異物を目にして歩みを止めた。全長30cmばかりの小さな蛇が身体をくねらせたまま息絶えていた。
名来の集落の街道筋を歩いていた。舗装路の電柱の根元に何やら黒い物体が見えた。近づいてカラスの亡骸だと知った。やっぱり体長30cmばかりの子ガラスだった。
猛暑の朝に三体の失われた命に遭遇したことになる。しかもみんな若い命ばかりだ。猛暑の苛酷さを思い知った。
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