にしのみやフォーラム「『共生のまちづくり』にむけて」2015年03月09日

 一昨日、「『共生のまちづくり』にむけて」をテーマとした「にしのみやフォーラム」(実質的に市社協主催のようだ)に出かけた。市役所と隣接のアミティホール、職員会館を会場に10時から16時半までの大規模で多彩なフォーラムだった。
 午前中は六つの分科会に分かれてのパネルディスカッションだった。社協分区のメンバー6人が「わがまちを わが手でつくり 支える」をテーマとした第4分科会に83名の参加者とともに着席した。パネラーには山口分区長、北夙川・苦楽園地区ボランティアセンター代表、鳴尾東の「NPO法人なごみ」事務局長、東山台分区長の4人で、コーディネーターは神戸学院大学の藤井教授である。
 パネラーから各15分程度の報告があった。それぞれに示唆に富んだ報告だった。山口分区の「住民と障害のある人がともにつくる畑」は、重度の障害者が作業ができなくとも畑という空間に土に触れながら過ごす場があるこというだけで意味があるということを教えられた。ボランティアセンターの報告を通して、全国的にも全分区にボラセンがあるのは西宮市だけであることを知った。NPO法人の20代後半の若いイケメン事務局長からは介護保険事業「まちCafeなごみ」の実践事例の報告を聞くとともに、若い世代が地域ボランティアに人生をかける覚悟や気迫のようなものを感じさせられた。東山台分区長からは「介護者のつどい」の居場所づくりや困りごと支援の「おせっ会」の立上げの報告を聞いた。
 午後の全体会は、最初4人のパネラーで始まり、テーマの展開に応じて次々にパネラーが加わり全体で9名のパネラーが語り合うというパネルディスカッションだった。翌日の福祉ネットの準備もあり、3時には途中退席して帰路に着いた。

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