1丁目福寿会(老人会)の総会2015年04月07日

 4月は地域の各種団体の総会シーズンである。所属する第一福寿会(1丁目老人会)の総会に参加した。11時から自治会館で始まった総会は特に質疑もなく型通りしゃんしゃんと進んだ。今年度の活動方針や予算の説明の後、やはり一言言っておこうと思い発言した。
 1カ月前に福祉ネットの設立総会を終えたばかりである。団塊世代が最大のボリュウムゾーンであるこの街の高齢化問題を関係団体が連携して地域ぐるみで取り組むための組織の立上げである。当事者でもある福寿会の役割は極めて大きい。ぜひ福寿会としても福祉ネットに積極的に関わってもらいたいと、訴えた。私の発言に続いて4年前にご主人を亡くされたひとり住まいの女性の発言があった。「主人を亡くして今尚寂しい想いが募っている。町内には同じ境遇の女性も多い。ぜひ同じ想いの人たちとの定期的なお茶飲み会を開催したいのでよろしく」。いい発言だった。人生の晩年に関わる老人会の公式の場で、それぞれが自身の想いを吐露できることこそかけがえがない。
 45分ほどで総会を終え、昼食懇親会となった。近くの寿司屋から海鮮チラシが運ばれ缶ビール1本とインスタント味噌汁、ミカンが提供された。近くの席のみなさんと歓談しながら楽しくいただいた。最後にみんなで炭坑節の替え歌「ぼけない節」を合唱して参加したところがいかにも老人会らしい。入会して1年余りとなる。多少違和感を抱きながらの老人会参加だったが今やすっかりなじんできた。配布された会員名簿を見ると47名の会員の内、60代の会員はわずか二名で私は二番目に若い会員である。60代後半の会員拡大が求められている。