ボランティア研修で「共生」を実感2015年09月04日

 先日、住宅街の自治会館でボランティア研修会が開催された。社協分区のボランティアセンターに登録頂いているボランティア22名とコーディネーター13名が参加した。
 最初にボラセンで検討中の有償ボランティアについての説明があり、質疑応答があった。これまでの日常の困り事の相談事例や活動提供中の事故やトラブルの懸念などの質問があった。ボランティアの皆さん自身が高齢者である。それでも今後の有償ボランティアにも関心が窺えた。年をとっても支えられるだけでなく支える活動にも関わりたいということだろう。
 その後、市社協の分区担当者による障がい者と健常者が一緒に楽しめるスポーツ「ボッチャ」の解説とルール説明があり、1チーム3名の11チームに分かれて競技を体験した。障がい者でもハンディを感じずに健常者と同じ土俵で競技を楽しめるように工夫されている。ボッチャを通じた障がい者、健常者の垣根を越えた交流が可能である。1時間余りをトーナメント方式で興じた。我がチームはメンバーに恵まれて準優勝に輝いた。
 その前日に社協分区役員会で分区長より第8次地区福祉計画案が提案された。キーワードは「共生の町」である。今回の研修会はまさしく「共生」がテーマであったように思った。高齢者も若い世代も一緒になって支え支えられる町づくりに向けて有償ボランティアは欠かせない。ボッチャは障がい者と健常者の共生のスポーツである。
 そんな想いを副分区長の立場から研修会の締めくくりの挨拶にこめた。

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