有馬川でアライグマを見つけた2016年01月09日

 2日後に控えた名来のとんどの写真を撮るつもりでデジカメ持参で早朝ウォーキングに出かけた。ところがどうしたわけか有馬川堤の東側の田圃に例年立っている筈の場所にとんどの姿がない。
 首をかしげながら有馬川に目を転じた先に黒っぽい生き物がごそごそしている様子が目にとまった。一瞬またヌートリアが出没したのかと思ったがどうもそうではなさそうだ。少し近づいてデジカメのズームをアップしてシャッターを切った。モニターチェックをしてみると白い顔の目の周りにパンダのようなクマがあり、長い尻尾には黒い縞模様がある。この辺りでは初めてみる生き物である。堤の一角にある水門によじ登ってこちらを向いた姿をカメラに収めた。
 自宅に戻ってヌートリア、カワウソ、アライグマなどの画像をネット検索してみた。デジカメに納めた画像はアライグマだった。Wikiによれば外来種のアライグマだが、アニメの「あらいぐまラスカル」以来ペットとして多数が輸入された。ところがアニメの終わりとともに遺棄・放置された事例も多く今や国内でも多数が定着化して生息しているという。野生化したアライグマによる農作物被害や生態系への影響も指摘されている。
 画像に納まった愛くるしいアライグマを眺めながら、今や招かれざる客となった彼の環境の苛酷さを知った。

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