花ちゃんの松尾大社初宮詣り2016年01月18日

 花ちゃんの初宮詣りの日がやってきた。婿殿の実家の氏神は京都市西京区の松尾大社である。娘夫婦の挙式会場でもある。初宮詣りはここしかない。
 朝8時半頃に自宅を出てマイカーで京都に向かった。後部座席のチャイルドシートに花ちゃんがご機嫌よく鎮座した。すぐ横で娘が見守る中、車中の適度な振動に誘われてすぐに眠りの世界に浸っている。1間余りで婿殿の実家に到着。ご両親の半月ぶりの初孫との対面を交えてしばらく歓談。花ちゃんには持参のレンタルの産着が着せられた。
 車で数分の松尾大社には11時過ぎに到着。控室で初宮詣りだけでなく厄払いや七五三詣りなどの祈祷申込者と一緒にしばらく待った。神官の案内で本殿前の長椅子に着席。二人の神官とひとりの巫女さんによって神事が始まった。祝詞奏上では十数組の参列者ひとりひとりの住所、氏名、祈祷内容が読み上げられた。巫女さんの舞や鈴の音のお祓いなどを交えて15分ほどで神事が終了した。
 参列者たちが思い思いに境内で記念写真を撮っているのに習って、私たちも様々な組み合わせでデジカメやビデオ撮影に励んだ。その後、ご実家で予約の昼食をいただいた。松尾大社内の一角にある見事な庭園を眺望できる個室が昼食会場だった。用意されたのは京料理の松華堂弁当である。京料理らしい薄味で鮮やかな彩りと豊富な品数のお料理の数々を満喫した。
 食事の後、再びご実家に戻りしばらく寛いだ。折しもすぐ近くの西京極陸上競技場を発着する全国都道府県対抗女子駅伝の実況放送中だった。珍しい八代市特産の柑橘・晩白柚(ばんぺいゆ)を頂きながら観戦した。愛知の逆転優勝という結末を観終えて、初孫の宮参りという両家の共同イベントの幕を引いた。16時半には花ちゃん母子と一緒に我が家に戻った。

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