福祉ネット総会の運営見直し ― 2017年06月12日

福祉ネット北六甲の第三回総会が開催された。過去二回の総会運営を大きく変更した総会だった。
従来の総会後の福祉フォーラム(講演会)を参加者交流会に切り替えた。総会には構成組織を代表する代議員をはじめ、市の地域共生推進課や支所長等の行政関係者、青愛協、民児協等の地域組織代表者といった来賓と、医療機関や福祉施設、コープこうべの代表者等のオブザーバー、在宅医、薬剤師、ケアマネジャー、障がい者家族会代表、ボランティアグループ代表等のアドバイザーの参加がある。地域福祉に関わるそうそうたるメンバーが一堂に会する貴重な機会である。
昨年総会後の役員会での反省から「こうした貴重な機会を活用して参加者相互の交流の場をもうけること」が確認された。そのためには定数90人の総会代議員では多すぎるし、会場も交流会場としては山口ホールでは広すぎる。そこで総会代議員を絞り込み、会場も住宅街のコミュニティセンターに変更することにした。総会代議員は構成組織の役員から執行部メンバーに変更し代議員定数は40名と半数以下に絞り込まれた。
そして迎えた今回の総会だった。果たしてその結果はどうなるのだろう。福祉ネットの実務責任者としては多分に気がかりな総会だった。
従来の総会後の福祉フォーラム(講演会)を参加者交流会に切り替えた。総会には構成組織を代表する代議員をはじめ、市の地域共生推進課や支所長等の行政関係者、青愛協、民児協等の地域組織代表者といった来賓と、医療機関や福祉施設、コープこうべの代表者等のオブザーバー、在宅医、薬剤師、ケアマネジャー、障がい者家族会代表、ボランティアグループ代表等のアドバイザーの参加がある。地域福祉に関わるそうそうたるメンバーが一堂に会する貴重な機会である。
昨年総会後の役員会での反省から「こうした貴重な機会を活用して参加者相互の交流の場をもうけること」が確認された。そのためには定数90人の総会代議員では多すぎるし、会場も交流会場としては山口ホールでは広すぎる。そこで総会代議員を絞り込み、会場も住宅街のコミュニティセンターに変更することにした。総会代議員は構成組織の役員から執行部メンバーに変更し代議員定数は40名と半数以下に絞り込まれた。
そして迎えた今回の総会だった。果たしてその結果はどうなるのだろう。福祉ネットの実務責任者としては多分に気がかりな総会だった。
福祉ネット総会後の交流会の盛会 ― 2017年06月13日

福祉ネット第三回総会当日である。12時半に役員が住宅街のコミュニティセンターに集合し会場準備を始めた。定刻の1時半には総勢42名の出席があった。役員10名を含め代議員が23名、オブザーバー8名、アドバイザー5名に来賓6名という顔ぶれである。
総会自体は過去二回の方式を踏襲し淡々と進行した。4月に就任したばかりの自治会長から福祉ネット議長としての開会挨拶がある。自身の介護経験を踏まえて福祉ネットへの期待が語られる。来賓紹介の後、来賓を代表して西宮市地域共生推進課長から超高齢社会を迎えた市の対応や福祉ネットへの期待と応援のエールが送られる。総会議長に自治会副会長が選任され議事に入る。
「昨年度事業報告」「今年度事業計画」「今年度役員選出」の三議案について事務局長の私から提案した。特に事業計画の「地域包括ケアの推進」について構成組織が実施している現状の取組みを課題ごとにマトリクスとして整理集大成した表の説明に力を込めた。こうした情報の整理こそが福祉ネットならではの取組みである。議案審議は特に問題なく承認され、福祉ネット議長代行の閉会挨拶で総会を終えた。
10分ほどの休憩を取り、テーブルを三つ配置しティパーティ形式の参加者交流会向けに会場レイアウトの変更を行った。地区社協の女性役員を中心に和菓子とコーヒーセットを参加者分各テーブルに用意してもらった。
初めての交流会は来賓やオブザーバー、アドバイザーの代議員以外の参加者の自己紹介とコメントで始まった。それぞれの立場からの高齢者福祉の取組みや福祉ネットとの関わり方や期待が縷々述べられた。地域の住民組織の役員としては初めて聞く内容も多く興味深いコメントだった。その後テーブルに着席頂き、相互の自由な懇談となった。初対面どうしの方も多く活発な会話になるかと懸念したが杞憂だった。参加者それぞれに広い意味での地域福祉の担い手である。相互の想いを伝えあいながら活発な会話が交わされている。30分ばかりの懇談を終え交流会の締めくくりを福祉ネット役員でもある市社協の生活支援コーディネーターにお願いした。初めての交流会は幾つかの反省点はあったものの3時半過ぎに盛況裡に終了した。
総会自体は過去二回の方式を踏襲し淡々と進行した。4月に就任したばかりの自治会長から福祉ネット議長としての開会挨拶がある。自身の介護経験を踏まえて福祉ネットへの期待が語られる。来賓紹介の後、来賓を代表して西宮市地域共生推進課長から超高齢社会を迎えた市の対応や福祉ネットへの期待と応援のエールが送られる。総会議長に自治会副会長が選任され議事に入る。
「昨年度事業報告」「今年度事業計画」「今年度役員選出」の三議案について事務局長の私から提案した。特に事業計画の「地域包括ケアの推進」について構成組織が実施している現状の取組みを課題ごとにマトリクスとして整理集大成した表の説明に力を込めた。こうした情報の整理こそが福祉ネットならではの取組みである。議案審議は特に問題なく承認され、福祉ネット議長代行の閉会挨拶で総会を終えた。
10分ほどの休憩を取り、テーブルを三つ配置しティパーティ形式の参加者交流会向けに会場レイアウトの変更を行った。地区社協の女性役員を中心に和菓子とコーヒーセットを参加者分各テーブルに用意してもらった。
初めての交流会は来賓やオブザーバー、アドバイザーの代議員以外の参加者の自己紹介とコメントで始まった。それぞれの立場からの高齢者福祉の取組みや福祉ネットとの関わり方や期待が縷々述べられた。地域の住民組織の役員としては初めて聞く内容も多く興味深いコメントだった。その後テーブルに着席頂き、相互の自由な懇談となった。初対面どうしの方も多く活発な会話になるかと懸念したが杞憂だった。参加者それぞれに広い意味での地域福祉の担い手である。相互の想いを伝えあいながら活発な会話が交わされている。30分ばかりの懇談を終え交流会の締めくくりを福祉ネット役員でもある市社協の生活支援コーディネーターにお願いした。初めての交流会は幾つかの反省点はあったものの3時半過ぎに盛況裡に終了した。
琵琶湖畔で花ちゃんと遊ぶ ― 2017年06月14日
花ちゃんが週末に熱を出したという。週明けの保育園は休ませなければならない。共働き母ちゃんは休み辛い状況のようだ。月曜日は京都の義母さんに来てもらい花ちゃん保育をお願いした。翌日もやっぱり花ちゃんは微熱が続きそうだ。そんな事情で昨日、急遽母ちゃん側の祖父母が花ちゃん宅で一日保育を引き受けることになった。
朝7時過ぎに母ちゃんの出勤時間前に間に合うよう花ちゃん宅を訪ねた。花ちゃんはまだ眠っていたが、母ちゃんの出勤時間に目覚めてバイバイした。
眠りから覚めた花ちゃんがじいちゃん、ばあちゃんの姿を認めて「じいちゃ~ん!ばあちゃ~ん!」と声をあげ指さした。じいちゃん、ばあちゃんがそれぞれに「は~い!」と右手を挙げて応えた。花ちゃんとの待ち望んでいたシーンが訪れた。
お昼前に花ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけした。最寄りの百貨店で花ちゃんや私たちの昼食用のパンを買い込み、すぐそばの琵琶湖畔に足をのばした。花ちゃんは湖畔の芝生広場でベビーカーを降りると元気いっぱいに歩き回る。ベンチで食事をしていると目の前の桟橋に琵琶湖を周遊する外輪船ミシガンが接岸した。興味津々の花ちゃんを抱っこしてしばらくミシガン見学で過ごした。
車道を隔てて向かい側に公園がありSLのC57が保存展示されている。これもまた花ちゃんにとっては初めて見る大型乗り物だ。とはいえこちらはまだ花ちゃんにはなじまない。すぐに飽きてそばにあるなんでもないパンダやワンワンやバンビーの乗り物に向かった。パンダに乗っかった花ちゃんの笑顔が結局この日一番の乗り物だったと教えてくれた。
ベビーカーを嫌がる花ちゃんと手をつないだり抱っこしたりしてあやしながらようやく花ちゃんちに辿り着いた。あやし疲れてすぐにお昼寝してくれることを期待したがそうは問屋が降ろさない。ばあちゃん抱っこでようやく眠りに着いたのが3時だった。
母ちゃんが4時に帰宅した。眠っている花ちゃんを起こすわけにはいかない。諦めて帰り支度をしていると突如花ちゃんが目覚めの鳴き声をあげた。何とか最後の抱っこを味わって帰路についた。
朝7時過ぎに母ちゃんの出勤時間前に間に合うよう花ちゃん宅を訪ねた。花ちゃんはまだ眠っていたが、母ちゃんの出勤時間に目覚めてバイバイした。
眠りから覚めた花ちゃんがじいちゃん、ばあちゃんの姿を認めて「じいちゃ~ん!ばあちゃ~ん!」と声をあげ指さした。じいちゃん、ばあちゃんがそれぞれに「は~い!」と右手を挙げて応えた。花ちゃんとの待ち望んでいたシーンが訪れた。
お昼前に花ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけした。最寄りの百貨店で花ちゃんや私たちの昼食用のパンを買い込み、すぐそばの琵琶湖畔に足をのばした。花ちゃんは湖畔の芝生広場でベビーカーを降りると元気いっぱいに歩き回る。ベンチで食事をしていると目の前の桟橋に琵琶湖を周遊する外輪船ミシガンが接岸した。興味津々の花ちゃんを抱っこしてしばらくミシガン見学で過ごした。
車道を隔てて向かい側に公園がありSLのC57が保存展示されている。これもまた花ちゃんにとっては初めて見る大型乗り物だ。とはいえこちらはまだ花ちゃんにはなじまない。すぐに飽きてそばにあるなんでもないパンダやワンワンやバンビーの乗り物に向かった。パンダに乗っかった花ちゃんの笑顔が結局この日一番の乗り物だったと教えてくれた。
ベビーカーを嫌がる花ちゃんと手をつないだり抱っこしたりしてあやしながらようやく花ちゃんちに辿り着いた。あやし疲れてすぐにお昼寝してくれることを期待したがそうは問屋が降ろさない。ばあちゃん抱っこでようやく眠りに着いたのが3時だった。
母ちゃんが4時に帰宅した。眠っている花ちゃんを起こすわけにはいかない。諦めて帰り支度をしていると突如花ちゃんが目覚めの鳴き声をあげた。何とか最後の抱っこを味わって帰路についた。
前立腺生検に耐えた ― 2017年06月15日
10日ほど前にMRI検査にも引っかかりとうとう前立腺生検を宣告された。そしてその日がやってきた。
1時半から生検が始まった。2年ほど前に一度経験している。直腸内腔から管を挿入して針で10カ所の前立腺の組織細胞を採取する。痛みはないのだが何とも言えない気持ちの悪さである。担当医からの力を抜いてリラックスして下さいとの要請。力んでいると処置がやりにくいとのこと。針で採取する際にパチン!とバネのはじける音が下腹部から伝わる。気持ち悪さを我慢して回数を数えながらひたすら耐えた。30分ほどと聞いていたが予想外に早く20分ほどで終了。
検査後には血尿や肛門からの出血、発熱等の合併症もありうるとのこと。同じ生検を経験した知人から酷い合併症の発症を聞いていたので多少の不安は拭えない。直後の検尿で出血はない。検査結果は1週間後に伝えられる。集中検査室で20分ばかりの点滴を受け会計を済ませて病院を後にした。
今日から一週間はできるだけ水分を摂取して血が固まらないようしなければならない。それは良しとしても一週間もの禁酒が辛い。一週間後の検査結果で前立腺癌の疑いが告げられないことを祈るばかりだ。
1時半から生検が始まった。2年ほど前に一度経験している。直腸内腔から管を挿入して針で10カ所の前立腺の組織細胞を採取する。痛みはないのだが何とも言えない気持ちの悪さである。担当医からの力を抜いてリラックスして下さいとの要請。力んでいると処置がやりにくいとのこと。針で採取する際にパチン!とバネのはじける音が下腹部から伝わる。気持ち悪さを我慢して回数を数えながらひたすら耐えた。30分ほどと聞いていたが予想外に早く20分ほどで終了。
検査後には血尿や肛門からの出血、発熱等の合併症もありうるとのこと。同じ生検を経験した知人から酷い合併症の発症を聞いていたので多少の不安は拭えない。直後の検尿で出血はない。検査結果は1週間後に伝えられる。集中検査室で20分ばかりの点滴を受け会計を済ませて病院を後にした。
今日から一週間はできるだけ水分を摂取して血が固まらないようしなければならない。それは良しとしても一週間もの禁酒が辛い。一週間後の検査結果で前立腺癌の疑いが告げられないことを祈るばかりだ。
小学校の教育連携協議会に初出席 ― 2017年06月16日
地元小学校の今年度第1回教育連携協議会に出席した。今年度から地区社協会長にもお呼びがかかり初参加となった。「学校と家庭や地域をつなぎ子どもたちを一緒に育てる」という趣旨の協議会ということだ。
10時半に小学校会議室に13名の委員が顔を揃えた。配布された名簿には15名の委員の名前があり、5名学校評議員、校区の5自治会長、青愛協、SC21、地区社協代表、PTA役員2名といった顔ぶれである。内8名は面識のある方だった。
校長から「学校経営の重点」が、教頭から「本校の現状と課題」が述べられ質疑応答となった。隣町の共働きの世帯の多い自治会長から育成センターの受入れについての要望が出された。現状の3年生までの受入れを全学年に拡大できないかというものだ。育成センターは通常、学童保育とも呼ばれ、西宮市では指定管理業者に委託運営されており、この校区は社協が受託している。社協にとっても今後の子育て支援の観点からも受入れ枠拡大は課題と思えた。私からは社協がらみで気になるテーマとして「子どもの貧困問題の現状」を質問した。その他、PTA会長からは「PTA活動のボランティア化」を趣旨としたPTA改革の取組み」の説明があった。
1時間余りの会議だったが、地域の会議としては突っ込んだ前向きな会議という印象を持った。
10時半に小学校会議室に13名の委員が顔を揃えた。配布された名簿には15名の委員の名前があり、5名学校評議員、校区の5自治会長、青愛協、SC21、地区社協代表、PTA役員2名といった顔ぶれである。内8名は面識のある方だった。
校長から「学校経営の重点」が、教頭から「本校の現状と課題」が述べられ質疑応答となった。隣町の共働きの世帯の多い自治会長から育成センターの受入れについての要望が出された。現状の3年生までの受入れを全学年に拡大できないかというものだ。育成センターは通常、学童保育とも呼ばれ、西宮市では指定管理業者に委託運営されており、この校区は社協が受託している。社協にとっても今後の子育て支援の観点からも受入れ枠拡大は課題と思えた。私からは社協がらみで気になるテーマとして「子どもの貧困問題の現状」を質問した。その他、PTA会長からは「PTA活動のボランティア化」を趣旨としたPTA改革の取組み」の説明があった。
1時間余りの会議だったが、地域の会議としては突っ込んだ前向きな会議という印象を持った。
コープでんきを申し込んだ ― 2017年06月17日
昨年12月に関電のお得料金キャンペーンに応じて「℮おとくプラン」という料金体系を申し込んだ。老後の生活設計上少しでも毎月の定額料金は削減したいと思った。
ところがその後にコープ委員会で「コープでんき」の供給開始の情報を得た。コープこうべが始めた電力小売り事業である。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2017/01/14/ 前回のコープ委員会で本格的に申込受付が始まっていることを知った。
先週末に問合せ先の「コープこうべ くらしの情報センター」に電話して申込みの意向を伝え、担当者の来訪日程を打合せた。来訪した担当者は現状の電気料金を気遣って申し込み後の料金と比較してくれる。その結果、さすがに関電の「℮おとくプラン」は電力自由化の競争を意識して結構安い。コープでんき申し込み後は多少現状より高くなりそうだ。それでも原発に依存しない電力という選択肢には代えられない。電力購入をコープでんきに切り替えることでささやかながら「反原発」の意思表示をしたいと思った。
ところがその後にコープ委員会で「コープでんき」の供給開始の情報を得た。コープこうべが始めた電力小売り事業である。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2017/01/14/ 前回のコープ委員会で本格的に申込受付が始まっていることを知った。
先週末に問合せ先の「コープこうべ くらしの情報センター」に電話して申込みの意向を伝え、担当者の来訪日程を打合せた。来訪した担当者は現状の電気料金を気遣って申し込み後の料金と比較してくれる。その結果、さすがに関電の「℮おとくプラン」は電力自由化の競争を意識して結構安い。コープでんき申し込み後は多少現状より高くなりそうだ。それでも原発に依存しない電力という選択肢には代えられない。電力購入をコープでんきに切り替えることでささやかながら「反原発」の意思表示をしたいと思った。
散歩道の遅咲きの菖蒲 ― 2017年06月18日
ブログで散歩道の風景を記事にしなくなって久しい。朝のウォーキングをポケモンGOの愉しみとセットにしたためだ。風景を愛でるよりもポケステーション巡りのコースを優先させた。
そんな散策コースにも時にブログ記事にしたくなる風景に出くわすことがある。今日もそんな風景に出くわした。山口町名来の旧街道沿いに半ば放置されたような花畑がある。その畑の奥に群生した菖蒲が鮮やかに咲き誇っていた。多彩な紫色が見事なグラデーションを醸している。思わずスマホカメラでキャッチした。
五月人形に添えられた菖蒲のイメージが強く五月頃がシーズンだと思っていた。今はも6月中旬である。かといって目にした花弁は朽ちかけのものではない。まだ蕾の花弁も散見できる。遅咲きの菖蒲にあらためて見入った。
そんな散策コースにも時にブログ記事にしたくなる風景に出くわすことがある。今日もそんな風景に出くわした。山口町名来の旧街道沿いに半ば放置されたような花畑がある。その畑の奥に群生した菖蒲が鮮やかに咲き誇っていた。多彩な紫色が見事なグラデーションを醸している。思わずスマホカメラでキャッチした。
五月人形に添えられた菖蒲のイメージが強く五月頃がシーズンだと思っていた。今はも6月中旬である。かといって目にした花弁は朽ちかけのものではない。まだ蕾の花弁も散見できる。遅咲きの菖蒲にあらためて見入った。
つどい場”あん”の手づくりランチのありがたさ ― 2017年06月19日

つどい場”あん”に出かけた。前回から地域の友人宅を途中で訪ねて一緒に参加している。友人の奥さんは突然の入院生活を余儀なくされて数カ月に及んでいる。ひとり住まいの味気ない食生活のようすを聞いた。外食したり出来合いの総菜で済ませたり、場合によっては晩酌のアテだけで済ませることもあるという。
そんな彼にとっては月に一度のつどい場”あん”のランチは貴重なものだ。大勢で囲む食卓にはオヤジ会仲間でもあるご主人の手料理が並べられる。今回のメニューは鉄板プレートで各自でつくるお好み焼きだった。生地を引いて様々な具材を乗せてカツオ、天かす、チーズなどをトッピングする。子どもたちが小さい頃にどの家庭でも囲んだ懐かしい風景がよみがえる。
食事をしながら様々な話題が飛び交った。私からは老後の生活設計の話題を提供した。エンディングノートやリバースモーゲージの情報だ。老後の生活設計に夫婦のどちらかか双方の介護施設入居の費用負担まで織り込んでいなかったことの反省も披露した。そうしたことも考えると老後の家計問題は深刻である。
2時間ちょうどの滞在で知人とともに辞去した。作り過ぎたお好み焼き2枚が知人の食材に提供された。つどい場”あん”の手づくりランチのありがたさを痛感した。
そんな彼にとっては月に一度のつどい場”あん”のランチは貴重なものだ。大勢で囲む食卓にはオヤジ会仲間でもあるご主人の手料理が並べられる。今回のメニューは鉄板プレートで各自でつくるお好み焼きだった。生地を引いて様々な具材を乗せてカツオ、天かす、チーズなどをトッピングする。子どもたちが小さい頃にどの家庭でも囲んだ懐かしい風景がよみがえる。
食事をしながら様々な話題が飛び交った。私からは老後の生活設計の話題を提供した。エンディングノートやリバースモーゲージの情報だ。老後の生活設計に夫婦のどちらかか双方の介護施設入居の費用負担まで織り込んでいなかったことの反省も披露した。そうしたことも考えると老後の家計問題は深刻である。
2時間ちょうどの滞在で知人とともに辞去した。作り過ぎたお好み焼き2枚が知人の食材に提供された。つどい場”あん”の手づくりランチのありがたさを痛感した。
家内の家庭菜園という”居場所” ― 2017年06月20日
家内が永年勤務していたパートを辞めて1年が経過した。当初はさすがに時間を持て余していたようだ。ご近所の仲良しさんと買物や時に食事をしたりして過ごしていたが、それだけでは間がもたない。何か自分自身の居場所となるものが必要だ。どうするのかとようすを窺っていた。
最近ようやく居場所らしきものをみつけたようだ。家庭菜園である。我が家の敷地内に2カ所の菜園スペースがある。物干し前の花壇とリビング前の芝生スペースである。その両方で野菜づくりを始めた。キュウリ、トマト、トウモロコシ、シソ、ねぎ、レタスなどである。あらためて見てみるとそれぞれに小さな実や葉っぱがそれなりに成長している。毎日のように手入れを欠かさない。
孫娘が誕生したとはいえ車で1時間の遠方に住んでいる。日常生活では関われない。身近に日々成長する野菜たちの世話は家内には格好の老後の居場所なのかもしれない。
亭主の方は草抜きや庭木の剪定などの園芸にはとんと興味がない。病いで右手親指をなくしてからはその傾向は一層顕著になっている。そんな亭主に家内ははなっから家庭菜園の手伝いを求める気はなさそうだ。せいぜい収穫した野菜に感謝しながら美味しくいただくことにしよう。家内の家庭菜園という居場所づくりを内心で喜んだ。
最近ようやく居場所らしきものをみつけたようだ。家庭菜園である。我が家の敷地内に2カ所の菜園スペースがある。物干し前の花壇とリビング前の芝生スペースである。その両方で野菜づくりを始めた。キュウリ、トマト、トウモロコシ、シソ、ねぎ、レタスなどである。あらためて見てみるとそれぞれに小さな実や葉っぱがそれなりに成長している。毎日のように手入れを欠かさない。
孫娘が誕生したとはいえ車で1時間の遠方に住んでいる。日常生活では関われない。身近に日々成長する野菜たちの世話は家内には格好の老後の居場所なのかもしれない。
亭主の方は草抜きや庭木の剪定などの園芸にはとんと興味がない。病いで右手親指をなくしてからはその傾向は一層顕著になっている。そんな亭主に家内ははなっから家庭菜園の手伝いを求める気はなさそうだ。せいぜい収穫した野菜に感謝しながら美味しくいただくことにしよう。家内の家庭菜園という居場所づくりを内心で喜んだ。
終活の大問題”持家処分” ― 2017年06月21日
空き家になって久しいご近所さん宅の前に引っ越し業者のトラックが3台停車していた。作業員たちが家財を運び出している。5年前に亡くなるまで80代の男性のひとり住まいだったお宅である。晩年は民生委員という立場を越えて共通の関心事でお付合いのあった方だ。子どもさんもなかったことから空き家状態が続いていた。そんな事情もあってかねてからこの空き家の行末を気にかけていた。
玄関先から声をかけると同年代の男性が出てこられた。葬儀の際にご挨拶した故人の縁者の方だ。民生委員の立場を告げてどなたか入居が決まったんですかと訊ねた。「親戚のあちこちに声をかけて住む人を探したが誰もいなかった。やむなく処分する予定だがまず家財を処分しなければならない。我々夫婦では手に負えないので業者に頼んでようやく手をつけた」とのこと。
かつて持ち家は遺族に対する価値ある資産だった。超高齢・多死社会を迎えて持家の空き家化が急増している。今や持ち家は場合によっては近所迷惑な「放置空き家」に変貌する。遺された遺族には固定資産税等の費用負担や家財の処分を迫られる「厄介な代物」になりかねない。ヒトゴトではない。子どもたちが将来我が家に移り住む可能性は極めて低い。近所迷惑な放置空き家や子どもたちに厄介な代物にならないよう、持家処分は避けて通れない終活のテーマに数えておくべきだろう。
玄関先から声をかけると同年代の男性が出てこられた。葬儀の際にご挨拶した故人の縁者の方だ。民生委員の立場を告げてどなたか入居が決まったんですかと訊ねた。「親戚のあちこちに声をかけて住む人を探したが誰もいなかった。やむなく処分する予定だがまず家財を処分しなければならない。我々夫婦では手に負えないので業者に頼んでようやく手をつけた」とのこと。
かつて持ち家は遺族に対する価値ある資産だった。超高齢・多死社会を迎えて持家の空き家化が急増している。今や持ち家は場合によっては近所迷惑な「放置空き家」に変貌する。遺された遺族には固定資産税等の費用負担や家財の処分を迫られる「厄介な代物」になりかねない。ヒトゴトではない。子どもたちが将来我が家に移り住む可能性は極めて低い。近所迷惑な放置空き家や子どもたちに厄介な代物にならないよう、持家処分は避けて通れない終活のテーマに数えておくべきだろう。
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