ファミリ―・サポート・センター2021年12月10日

 地区民児協の定例会があった。冒頭には外部機関からの連絡や案内がある。今回注目したのは西宮市の「ファミリー・サポート・センター」からのセンターの事業紹介と保育サポーター養成講座の案内だった。
 ファミリー・サポート・センターとは、子育てを地域で相互援助する会員制の組織である。依頼会員、提供会員、両方会員によって支え合う。依頼会員は0歳~小学6年までの子どもの子育て支援を受けたい人、提供会員は子育て支援を行いたい人で子育て経験や子どもに関する資格保有者で、両方会員は両方を兼ねる人である。
 保育所・幼稚園の送り迎えや通園前後の預かり、保護者の病気や休養の際の預かりなどを行っている。「依頼」と「提供」のコーディネート(調整)をサポートセンター(アドバイザー)が行う。
 提供会員(保育サポーター)は、センターの紹介で、30分400円の有償で支援活動を行う。提供会員は「保育サポーター養成講座」終了後に登録して活動する。
 今年度の第4回保育サポーター養成講座が紹介された。1月19日から25日までの5日間に渡って延24時間の講座である。初日だけは西宮市津田町の子育て総合センターでの受講だが、それ以降は自宅でのリモート受講が可能である。
 少子高齢化、共働き化、単身世帯増等の環境変化で、子育て支援が急務である。そうした時代のニーズに適った事業として注目したい。