昨年１２月２０日に人生最後の年賀状を作成した。PCメールアドレスと携帯電話番号掲載の年賀状裏面には「今回最後としたい旨」に次のように明記した。
　「高齢の身となり、誠に勝手ながら本年を持ちまして皆様への新年のご挨拶状を控えさせて頂くことに致しました。今後は、下記のＰＣメールのアドレスにご連絡頂くか、携帯電話のライン登録を頂ければ例年通りの画像を添付し、ご挨拶させて頂きます。ご了承のほどお願い致します。」
　そして１年が過ぎ、年賀状準備の時期を迎えた。いつもなら裏面デザインの思案や送付先のチェックに迫られている時期だが、今年以降はその煩わしさから解放される。それでも元旦にはPCメールのアドレスやライン登録のある方にはいつものように今年の年賀状デザインを添えて発信することを表明している。今年１年の我が家のトピックスをデザインし、画像を添えてオンラインでご挨拶することになる。
　リモートワークの時代を反映した我が家の新年の風景になることだろう。