落葉樹・大ケヤキと四季の移ろい2021年12月15日

 12月も中旬となり、散歩道はすっかり冬景色となった。日々の早朝ウオーキングでは季節の移ろいを感じさせてくれる数々の風景がある。そのひとつは山口郵便局の傍らに立つ大ケヤキである。
 落葉樹である大ケヤキは季節の移ろいに沿って装いを変えていく。新緑の季節の瑞々しい風情、真夏の豊かな緑に包まれた装い、秋の紅葉、深秋の枯葉をまとった哀し気な風景・・・。
 そして真冬を迎えた今は、落葉後の剥き出しの骨だらけの枝ぶりの寒々とした風情をみせている。間近まで近寄って幹回りから上空にそびえる大ケヤキを見やった。あらためて大樹の幹の太さに圧倒され、雄大な枝ぶりの迫力に感嘆した。