地元文化祭での寛ぎ2011年11月08日

 日曜朝10時過ぎに山口センターを訪ねた。山口町の文化祭をみるためだ。4階公民館会議室の様々な展示のひとつに公民館活動の講座風景の展示がある。先日開講した「山口風土記・お天上山物語」の講座ポスターやレジュメなども展示されている。わずかながら地域の文化祭に関わりを持つようになったことを実感する。
 同じ階の廊下で書道の展示があった。和服姿の女性から声をかけられた。知った顔にちがいないのだがすぐに名前が浮かばない。「今日はここの当番なんです」と作品のひとつが指差された。署名をみてようやく顔と名前が一致した。昨年まで民生委員の同僚だった人だ。和服に合わせて髪型まですっかり変わっている。服装や髪型で一変してしまうご婦人方の変化にあらためて驚かされた。
 2階の老人いこいの家に立ち寄った。昨年も訪れて色んな人にお目にかかった場所だ。文化祭期間中はやまなみ喫茶という形でコーヒーやケーキを提供してもらえる。会場に入るなり奥様方から歓迎の言葉がかけられる。テーブルにつくとすぐに懇意にしている奥さんにコーヒーとケーキを運んで頂いた。先日の講座にも受講していただい方である。しばらくすると同じ接待係のお友だちも顔を出された。「彼女も一緒に講座を受けたんですよ」と紹介され、ひとしきり次回散策講座の話題で花が咲く。
 地元の文化祭が、様々な形で身近で寛げる場所になりつつあることを喜びながら山口センターを後にした。