平田遺跡の発掘調査の現場2011年11月23日

 このブログをよく読んでもらっている方からコメントで情報を頂いた。隣町の道場町平田で遺跡の発掘調査工事をやっているとのことだ。いつもの朝のウォーキングコース近くのようだ。今朝、情報を頼りに工事現場を訪ねた。
 現場は有馬川に沿って東側に拓けたかつての平田宿の更に東側の田圃の中にあった。現場から西に向って弘法大師ゆかりの平田薬師堂が望める位置である。現場の西側農道沿いに立て看板が立っていた。「新名神高速道路」の敷設工事中に発見された埋蔵文化財のようだ。「平田遺跡・小坂遺跡」の名称が記載され、調査内容として「弥生時代の集落跡の発掘調査」とある。調査期間は「平成23年10月11日~平成24年1月8日」である。発注者は「兵庫県立考古博物館」となっている。
 前日の雨を避けるための措置なのか、工事現場の長方形の田圃一枚がブルーシートですっぽり覆われていた。昼間には発掘調査の作業が進められているのだろう。これまで実際に発掘作業を目にしたことがない。これほど身近な場所でその現場がある。ぜひ昼間に訪ねて発掘作業の現場を見学することにしよう。