秋色2013年10月03日

 忙しかった9月がようやく通り過ぎた。労働委員会関係の仕事が10日間にも及んだ。民生委員の高齢者訪問も10日前後を要した。事務局を担当している劇団後援会や安心キット導入準備会の実務処理と会議も相次いだ。最後にやってきたのは幹事役を務めた2泊3日の懇親ツアーだった。とはいえ60代後半の身にはありがたいことである。それはリタイヤ後の居場所の多さを意味しているのだから。
 今日から5日ばかり空白の予定表が続く。予定のない日は朝の散策で歩数を稼ぐことにしている。落ち着いた気持ちで眺めた散歩道は、すっかり秋色に染まっていた。
 有馬川東側の稲田では刈り取られた稲茎から次の苗が芽吹いて田圃を緑に染めていた。さくら並木の黒ずみはじめた紅葉が落ち葉の手前で踏んばっていた。並木の下で揺れているススキの穂先で落ち葉が土手道の縁取りをしていた。隣町の稲田では、刈り取られたばかりの稲のはざ掛けの向こうで黄金色の稲田が刈入れを待っていた。
 秋色に染まった散歩道を愉しんだ。

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