祭りの朝2013年10月13日

 6時頃に自宅を出て早朝散策に向かった。公智神社の秋祭りの朝である。思いついて公智神社の参拝を散策コースに組み込むことにした。山口郵便局前を通り有馬川東の緑道を歩いた。平成橋を西に折れて山口センター横から山口の旧街道を北に向かった。
 昨晩の宵宮で下山口の大小2台の壇尻が、鉦太鼓や掛け声に包まれて賑やかに運行した道だ。今は人気のない静寂の中で道路を跨いで立てられた御神燈を吊るす柱だけがその余韻を伝えていた。旧街道を進みお旅所前に出た。今日の昼過ぎには7台の壇尻が勢揃いし溢れるばかりの観客が埋め尽くす筈のこの場所にも人影はない。宮前通りを公智神社に向かった。竹細工の名匠だった人のお宅に御神燈がひっそりと吊るされている。公智神社の拝殿前で毎朝の日課に見えるご婦人の参拝姿があった。挨拶を交わした後、二礼二拍一礼した。本殿の祭壇前に並べられた寄贈のお神酒が、秋祭りの後の直会(なおらい)を盛り上げることだろう。
 祭りの朝の静寂の風景を歩いた。

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