船坂のスリランカ料理「リトル ランカ」2014年05月04日

 GWで帰省中の子どもたちがUターンする日である。息子夫婦は昼過ぎには出発するという。夫婦三組で昼食は外食することにした。かねて行ってみたいと思っていた店がある。昨年オープンしたばかりの船坂のスリランカ料理の「リトル ランカ」である。
 11時45分頃に到着した。2台しかない駐車台数を埋めて山小屋風の内装の店内に入った。いかにもスリランカ人といった男性と女性に日本人女性の三人のスタッフに迎えられた。GW中は、Aランチ(1480円)、Bランチ(1950円)と単品のカレーが二種類だけのメニューだった。A、B各三つをオーダーした。価格もGW中で幾分高くなっている。(平常はAランチ1350円、Bランチ1750円)
 最初にマンゴージュースとBランチのスリランカ風の前菜三種(春巻、餃子、肉の佃煮風)が運ばれた。これを見てすかさずライオン・スタウトという銘柄のスリランカの黒ビール(600円)を独りだけ注文した。続いて野菜サラダ、イエローライス、パパダン(スリランカの薄いパリパリせんべい)の盛られたお皿とお皿のカレー、ロティ(スリランカ風ナン)がやってきた。しばらくして最後の料理であるもう一種のカレーが出てきた。その後、ココナツソースをかけたヨーグルトのデザートにセイロン・ミルクティのドリンクで〆である。予想に反して香辛料の刺激の少ない口当たりの良い味だった。本場のスリランカ料理を幾分日本人向けにアレンジされているのかもしれない。
 帰り際にカウンター越しにスリランカ人の若いマスターとおしゃべりした。5年間に日本に来て広島からこちらに移り住んだという。スタッフの日本人女性が奥さんだという。スリランカ人女性は、日本人と結婚し名塩に住む人で、お客さんで来店した際に頼み込んでスタッフになってもらったとのこと。明るくておしゃりり好きの気の良いマスターだった。