民生委員の情報提供機能2014年05月21日

 今日、民生委員の担当地区の、あるお宅を訪ねた。救急車で搬送されたことのある高齢のお独り住まいのご婦人宅だった。1年ほど前にも市の緊急通報救助事業のご案内のためにお訪ねした。結果的には「NTT光回線をアナログに戻さなければならないこと、ご近所で二人の福祉協力員の確保が必要なこと、機器設置工事が必要なこと」などのハードルの高さもあり導入を断念された。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2013/05/13/ とはいえ彼女に緊急通報が可能な24時間見守り環境が必要な事情に変わりはなく、気になっていた。
 そんな折、地区の民生委員定例会で民間施設が実施する24時間見守りサービスの情報が提供された。先日その施設を訪問し、パンフレットを貰い担当者からサービスの詳細を訊いた。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2014/05/02/ 市の緊急通報救助事業よりハードルは低く、かなり使い勝手があると思った。
 そんな経過での今回の訪問だった。あくまで情報提供ということを前提にパンフレットを見せながら概要を説明した。「実は先日も1週間ほど緊急入院したばかりで日常生活の不安は拭えない。いい情報なのでぜひ一度訪問して話を聞いてみたい」とのことだった。
 民生委員には対象者に対し必要と思われる情報を適宜伝える役割もある。今回はその情報提供機能の最たるものだったと思う。