さくらまつり・・・。一発逆転の花見日和!2015年04月05日

 前日の連絡網で山口さくらまつりが予定通り4日の開催が告げられた。それでも主催者の逡巡を窺わせるように当日朝7時に、有馬川緑道の屋外会場か山口ホールの室内会場かが決定されるという。それほどに天気予報は週末の悪天候を伝えていた。
 一夜明けた当日の朝、曇り空ながら雨の気配はない。予定通り9時前に山口中学校横の有馬川緑道に到着した。テント張りが与えられたミッションだった。同年輩のオジサンたちと山口中学の生徒たちに交じってテントを張った。テントを張り終え各ブースごとに出店準備を終えた頃、曇り空は一気に晴れ渡り、初夏を感じさせる日差しが降り注いだ。折しも満開のさくら並木である。前日夜まで山口ホールの開催を覚悟していた関係者には一発逆転の絶好の花見日和となった。
 開会時間を待つこともなく好転と見事な桜の開花に誘われて大勢の見物客が押し寄せた。所属する社協分区のブースではふれあい喫茶、パスタとおにぎり、ミネストローネを販売し、スーパーボールすくいと空き缶釣りのゲームを提供した。それぞれが例年になく活況を呈している。オープンしてしまえば閉店後の片付けまでオジサンたちの出番はない。主婦ボランティアや女子中学生たちは調理や販売に余念がない。それでもオジサンたちは手が足りないスーパーボールすくいの網づくりの応援で居場所を見つけた。
 社協の山口分区、北六甲台分区に山口中学校やPTAが主催である。地域の福祉施設やこの地区のボランティアグループの出店もある。新旧両地区の交流や出会いの場でもある。車イスで行き来する高齢者や障がい者の姿も多い。恐らく過去最高の人出の中を今年のさくらまつりは大盛況のうちに幕を閉じた。