我が町の10年後は?オヤジたちの危機感2019年07月29日

 呑み会グループのオヤジ会があった。11人の参加者による通算51回目のちょい呑みオヤジ会だった。介護・在宅ケアや認知症ケアのポイントの情報提供の事務局報告の後、参加者の近況報告となった。
 トップバッターの元自治会班長さんからの報告が大きな波紋を投げかけた。彼の所属する隣保の住民から自治会退会の意向が相次いでいるという。周辺の隣保でも同様の傾向があるようだ。中には隣保が丸ごと退会する動きすらあるという。高齢になり自治会の様々な役をこなせないというのが主な理由のようだ。であれば今後の高齢化で自治会退会に拍車がかかりかねない。
 この問題提起を受けてその後の近況報告でもこの問題に言及する発言が相次いだ。ある人は郷里の「恥の分化」の風土を語った。伝統や風習を守るのは当然という村社会の風土の中でそれを維持できなくなることは恥ずかしいという気持が支えになっている。そうした風土で育った身にはちょっとした役をやりたくないから退会ということの違和感は大きいとのこと。またある人は、PTAにしても自治会にしても役の強制が一気に退会にまで突き進む仕組みが問題。自治会費の問題とは別にして、役はやりたい人がやる柔軟な風土を再構築が必要という意見。いずれも自治会のコミュニティ機能の重要性は共通している。
 10年後の我が町の自治会をはじめとしたコミュニティ機能を巡ってオヤジたちの危機感が募った。

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