雨上がりの有馬川の孤高のカワウ2022年09月06日

 雨上がりの早朝だった。有馬川の水嵩を増した流れがいつになく速い。雑草が刈り取られたばかりの中洲は水面に沈んでいた。堰の手前の澱んだ川面に浮かぶ石の上に一羽のカワウがたたずんでいた。身じろぎもしないその姿に孤高のたたずまいを感じさせた。