風情を残す愛宕橋の通行止め2022年09月08日

 早朝ウォーキングのいつものコースで気になる看板を目にした。それは有馬川土手道の折り返し点である名来神社前の愛宕橋に立てられていた。
 橋を渡るのを遮るかのように「車両通行止め」「歩行者の方へ 大雨や河川が増水している時は 安全のため通行をご遠慮ください」という2枚の看板である。それ以上に気がかりだったのは看板の横にラミネートでカバーされた「お知らせチラシ」だった。定期点検で愛宕橋に橋脚の下部に損傷が見つかったとのお知らせである。
 愛宕橋は昭和28年建設のコンクリート橋(RCT桁橋)ながら風情のある橋である。「お知らせチラシ」には「今後の方針は関係機関と協議の上決定する」とある。場合によっては建て替えもありそうだ。9年前にはすぐ北側の木製の名来橋が鋼管に建て替えられた。またひとつ思い入れのある景色がなくならねばよいが。