民生委員活動で過ごした一日2008年06月13日

 今日一日のほとんどを民生委員としての活動で過ごした。
 朝から社会福祉協議会の広報担当として機関紙6月号の編集作業にかかった。
 10時からは地区の社会福祉協議会主催の福祉講座に出席した。広報担当としての写真撮影もある。テーマは今ホットな話題を提供している「後期高齢者医療制度」である。さすがに住民の関心も高く高齢者を中心に30数名が自治会館のホールを埋めた。市の所管部署の係長から制度の概要を1時間にわたって聴いた。老人保険制度との違い、制度の運営主体である広域連合と市町村の役割分担、医療費の自己負担割合の1割負担と3割負担、保険料の算定と軽減措置等の制度全般の実務的な説明だった。質問時間では6名の参加者から制度の不備等を批判する質問や意見が相次いだ。国の責任を問う内容であることを承知しながらの質問に質問者自身の苛立ちが垣間見えた。
 午後には地域の民生委員児童委員協議会の例会があった。会長からの市の理事会報告の後、活動費の扱いについての意見交換があった。個人に渡すのか地区協議会で一括してプールし交通費等をそのつど支払うのかといったテーマである。公金を使った研修旅行のマスコミ批判を受けて各地区協議会でも活動費の扱いに神経質になっている。
 例会終了後、最寄りの喫茶店に場所を移して、在住する住宅街の民生委員7名だけの初めての懇談の場をもった。2名の新任男子委員の少なくとも1名は、主婦委員のとめどないトークとパワーにたじろぐ他はなかった。