ご縁2018年02月07日

 知的障がい者の支援の場である北部地区懇談会に参加した時のことだ。三グループに分かれた座席のお隣は面識のある方だった。旧山口地区在住の障がい者家族の方で、以前家族会との懇談でご一緒したご婦人だ。地区懇談会でも積極的に前向きな発言をされていた。障がいのある子どもたちも成人されそれぞれに社会人としての自立の道への歩みを始められたようだ。
 懇談会が終わった時、思い切って声をかけた。「○○さん!それでは現在は少しゆとりができましたか?もしそうであれば山口地区全体の取組みのお手伝いをお願いしたいんですが」と、認知症カフェのボランティアのお願いをしてみた。カフェのボランティアスタッフは山口の各地区から構成されていることが望ましい。旧山口地区からの人選は思うように進んでいない。旧山口地区在住のボランティア確保は喫緊の課題だった。
 返されたお返事は予想以上に前向きで、あっさり承諾して頂いた。つくづく「ご縁」という言葉を噛み締めた。家族会でのご縁、今日の地区懇談会の参加、認知症カフェの旧山口地区のお手伝いさがしという課題、それらが全て噛み合って新たなご縁が生まれた。

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