竹藪の木漏れ日2012年07月25日

 梅雨明けの好天が続いている。昼間の肌にまとわりつくような蒸し暑さに比べて、早朝のひんやりした透明な空気が心地良い。6時過ぎの東側に竹藪の続く有馬川の土手道だった。
 丘陵から顔を出したばかりの朝日の日差しが、竹藪の隙間から洩れていた。これも木漏れ日というのだろうか。柔らかな陽光が竹の隙間を鋭い槍の穂先のようにすり抜ける。逆光となって黒ずんだ竹藪とのコントラストが美しい。新たな発見をしたような豊かな気分で通り抜けた。