睡眠の可視化2016年06月28日

 歩数計の進化版ともいうべき活動量計iWOWN i5 Plus スマートブレスレットを使い始めて四日目である。歩数、距離、カロリー、月日・時刻の表示もさることながら睡眠モニターという機能に驚いた。
 なんと睡眠状態がデータ化されてスマホに表示されるのだ。スマホにインストールしたZeronerというアプリのデバイス設定画面の睡眠オートをオンにし、装着したまま眠ると翌朝には睡眠状態がアプリに表示される。睡眠時間帯毎に棒グラフで濃いブルーが深い眠り、薄いブルーが浅い眠りとして示される。グラフの下には記録枠があり、深い眠り、浅い眠りの時間数と入眠時刻、目覚めの時刻が示される。履歴の頁に移ると週と月ごとの睡眠時間数の棒グラフが深い眠りと浅い眠りに色分けして表示される。
 歳をとると睡眠状態が気になるものだが、眠りなどという生理は確かめようがない。何となくよく眠ったとか眠れなかったとかを感じる位だ。それをこのツールは見事に可視化してくれる。深夜の浅い眠りの時間帯を見て、そういえば昨日の夜中に目覚めたような記憶があるなどと感心したりする。脈拍の動向などをキャッチしてデータ化しているのだろうか。可視化されたからといってどうということはないのだが、履歴をみながら眠りの趨勢を把握するのも悪くはない。日常生活のちょっとしたスパイスみたいなものでそれなりの楽しみである。