架け替え前の木造の名来橋の思い出2022年09月11日

 2日前に名来神社前の愛宕橋の架け替えを危惧する記事を投稿した。愛宕橋の200ⅿばかり北に名来橋が架かっている。この橋は9年前にそれまでの木造橋から鋼管の橋に架け替えられた。当時の工事の様子をつぶさに眺めながら風情のある木造橋の消滅を次のように記事にした。

 「できあがった真新しい橋梁は、黒い鋼管の欄干で構成された現代的な姿を見せていた。橋面もしっかりと黒いアスファルトのような素材で固められていた。いかにも老朽化した橋の補強目的の架け替えという工事目的に叶ったできあがりだ。
 ただ一抹の寂しさは拭えない。周辺では希少だった工事前の木造橋のかもしだす風情は望むべくもない。欄干両端の親柱は無くなり、木造の親柱に刻まれていた橋の名称、架橋年月、川の名称などはどこにも記載がない。橋名にはその地の古来から伝承された地名がつけられることが多い。橋名を読んでその地の歴史を偲んだこともしばしば経験したところである。毎朝のように渡る馴染み深い橋が一新されたことが、ある種の寂しさと感慨をもたらした。」

在宅生活にこだわったおひとり住まい90代女性の訃報2022年09月12日

 ボランティアコーディネーターのグループラインに訃報連絡が投稿された。ボランティア利用者のおひとり住まいの90代の高齢女性の訃報だった。
 彼女は毎月開催している「介護者の会」の常連メンバーである。一時期体調を崩して施設に入所されていたが、施設暮らしが馴染めなかったのか早々に退所して自宅に戻られた。在宅生活に戻ることで数少ない外出機会である介護者の会への出席を楽しみにされていた。
 介護者の会では彼女の愛すべきキャラクターがいかんなく発揮されていた。日常生活のちょっとしたエピソードがボヤキと共に語られる。その独特の語り口が同席者の笑いを誘う。いつも話題の中心だった。
 90代半ばの高齢である。ヘルパーの助けを借りながら自宅での自立生活を最後まで全うされたようだ。それはそれで本望だったに違いない。その確固たる意思をもった晩年の過ごし方に敬服した。

インターフォンの取り換え2022年09月13日

 2年ほど前にホームセンターで購入して自分で取り付けたインターフォンがある。録画機能が付いた子機の室内モニターは独立タイプの据置型だった。
 この間色んな使い勝手の悪さが目立ってきた。子機の電池交換の頻度が煩わしい。モニター画面が小さく訪問者の顔認識が鮮明でない。門柱横の親機にライトがついていないので夜間の来訪者の認識が困難だ。
 家内がしきりと交換を口にするようになった。先日、家内と一緒になじみの家電量販店に出かけて注文した。選択したのは工事費込み1.6万円のパナソニックのモニター壁掛け式ドアホンという機種だった。1週間後に工事担当者が来訪し設置してもらった。

早朝ウォーキングで蜂に刺された2022年09月14日

 早朝ウォーキングの出発直後の災厄だった。最寄りの公園のさくら並木の下を歩いていた。突然、背後の頭上で虫の羽根音に襲われた。手をあげて腕を払った直後に後頭部に激痛が走った。姿は確認できなかったが蜂に刺されたに違いない。
 刺すような痛みが続いた。スマホで”蜂に刺された”をキーワードに対処法を検索した。「傷口を流水で洗い流す」「傷口から毒を絞り出す」「抗ヒスタミン軟膏を塗って冷やす」等の処方が紹介されていた。自宅に戻りとりあえず洗面所のシャワーで洗い流したが、それ以外は対処のしようがない。痛みは残っていたがウォーキングを再開した。
 ウォーキングを終えて帰宅したが、痛みは多少おさまったものの尚続いている。家内に話すと、すぐにドライアイスのパックを傷口に当てて布で縛って冷やしてくれた。
 その日の午前中の会議前の雑談で蜂に刺されたことを話題にしたら、「アロエの汁を傷口に塗ると痛みが取れる」と教えられた。帰宅後に家内に告げるとすぐにご近所さんの庭からアロエを調達して、傷口に塗ってくれた。さすがに効き目があり痛みはまもなく和らいだ。
 さすがにベテラン主婦である。子育て経験も手伝ってか緊急時の家庭での対処方法の様々な引出しを持っている。

テレビの複数チャンネルで受信障害が発生2022年09月15日

 我が家のリビングに鎮座する46インチ大型液晶テレビの寿命が近づいているようだ。1と8チャンネルがしばしば電波障害のような症状を起こしている。光テレビに切替えアンテナも撤去しており電波障害は考えられない。メーカーに問い合わせて初歩対応ともいうべき「リセット」を試みたが修復できない。
 ネットでその機種の製造年月を調べると2011年8月である。既に10年を超えている。ネット情報でもテレビの消費動向調査では平均買換え周期は10年ということらしい。いよいよ買換えを迫られている。
 余生を考えればこれが最後の買換えになる。確実に在宅生活が長くなり、テレビは日常生活の貴重な必需品となる。となれば多少高くても高品質の55インチ程度の大型テレビへの買換えにこだわりたい。
 問題は、大型化したテレビが既設のリビングボードに納まるかという点だ。今でもリビングボードのテレビスペースをはみ出して設置している。これが更に大きくなった場合設置が可能か。とりあえずは購入後に設置してみて考えるしかない。

今年の民生委員の高齢者実態把握調査の概況2022年09月16日

 9月の地区民児協定例会で今年の高齢者実態把握調査の資料配布と説明があった。昨年新たな調査ポイントとして指摘されたヤングケアラーの状況把握は今年は特段の注意喚起はなかったのはなぜなのか?個人的には11月末日をもって民生委員再任の年齢を超え、5期15年の民生委員を卒業する。今回が最後の実態把握調査となる。
 調査に当たって今年の担当地区の調査一覧表を整理した。調査票記載の65歳以上の高齢者数は374人で昨年からわずか9人の減少である。必須調査の対象年齢である70歳以上に限っても282人で10人の減少である。コロナ禍による死亡、入院・入所、子ども宅への転出等の要因かと思われる。70歳を迎えて新規対象になったのは26人で昨年の団塊世代最後の年齢層だった28人とほぼ同じだった。
 実際の訪問軒数は187世帯で5軒の増加である。ただウオーキングや地域活動で日常的に接して状況が把握できている36軒は、コロナ禍でもあり訪問を控えることにした。結果的に151軒が今回の訪問軒数である。

3連休で花ちゃんがやってきた2022年09月17日

 お盆の帰省の前日に父ちゃんが発熱し急遽帰省は中止になった。今日から敬老の日を含めて3連休である。母ちゃんの乳癌検診も兼ねて花ちゃん一家の帰省がようやく叶った。
 昨日、家内と一緒に大津の花ちゃん宅に迎えに行った。10時頃に着いたが、花ちゃんはまだ学校に行っている。10時半から初めての父兄参観があるという。参観に出かけた母ちゃんが戻ってきた。2回先生に当てられてチャント答えていたという報告。
 3時前にようやく花ちゃんが帰宅した。リビングにランドセルを放り出してトイレに駆け込んだ。教科書が詰まったランドセルを持ってみた。予想以上に重いのに驚いた。トイレから出てきた花ちゃんに早速聞いた。「参観日で先生に当てられて何と答えたんや?」「ヨットと~」「一年生!」
 4時前にマイカーで我が家に向かった。父ちゃんは明日の朝やってくる。途中サービスエリアに寄って5時過ぎには我が家に到着した。2泊三日の久々の孫娘とのふれあいの日々が始まった。

三世代交流グラウンドゴルフ大会の意外な好成績!2022年09月18日

 住宅街の自治会主催の三世代交流グラウンドゴルフ大会が地元小学校の校庭で開催された。地区社協、SC21、青愛協、老人会が後援した。コロナ禍で住宅街あげての地域交流が途絶えていた中での久々の大規模な交流イベントだった。台風が近づく中の曇り空で絶好の屋外スポーツ日和だった。
 三世代交流とはいえ小学生はコミセンの管理人さんのお孫さんひとりという寂しさだった。圧倒的多数の高齢者に自治会役員の中年女性を交えた総勢44名が8組に分かれて10時前に一斉に競技を開始した。
 距離15ⅿ、20ⅿ、30m、40mの各2ホールの1ラウンド8ホールのコースを2ラウンド回って競い合った。私の組は自治会長夫妻、SC21、青愛協の各会長が一緒で組織の代表者ばかりが集められていた。隔離されていたと言えなくもない。
 その中でさすがにSC21会長の実力が抜きん出ていた。ホールインワン1、バーディ8の36という圧倒的な好成績だった。運動音痴の私も意外と健闘した。バーディ4、ダブルボギー1、ボギー1と1アンダー47の好成績だった。
 閉会挨拶を担当し、「コロナ禍の久々の大規模な貴重な地域交流だった。子どもの参加の寂しさを次回は青愛協会長に尽力してもらいぜひ文字通りの三世代交流にしてほしい」と述べた。

55インチ高画質テレビがやってきた2022年09月19日

 3連休で馴染みの家電量販店のセールが始まった。我が家の46インチ液晶テレビの寿命が近づいている。いつ映らなくなるかわからない状況だ。その量販店で55インチ高画質テレビの購入を打診していた。高額家電の購入であり、次のセールで購入することにしていた。
 3連休初日にその量販店を訪ねて価格COMの最安値価格などの情報も参考に最終的な商談を済ませて購入を決定した。ビデオレコーダーがシャープ製なので同じメーカーの55インチ4K有機ELテレビを選択した。1年前の型式で15.5万円だった。驚いたことに配送据え付けは翌日可能とのことだった。それなら滞在中の花ちゃんにも見せられる。
 翌日の午後1時頃に購入したテレビが配送・設置された。画質は8300画素数と大幅にアップしているので粒子はかなりきめ細かくなっている。ただ4k放送のない地デジは見た目の画質はそれほど向上した感じはない。4K放送対応のBCチャンネルは確かに高画質感がある。
 念願の高画質大型テレビの導入が無事終了した。

稲刈り、はざかけ、彼岸花2022年09月20日

 季節の訪れを感じさせる早朝ウォーキングの風景だった。中国道の高架下を抜けて名来神社方面に有馬川土手道を歩いていた。
 東側に広がる稲田の風景が変貌していた。1カ月ほど前のブログでは同じ稲田の実ったばかりの瑞々しい稲穂を愛でた記事を投稿した。今日目にしたのは半分刈り取られたパッチワークの稲田の風景だった。更に進むと刈り取られた稲がはざかけに干されていた。そばに稲刈り機(バインダー)が待機していた。稲刈り機の傍の畦道の縁に沿って鮮やかな深紅の彼岸花が咲き誇っていた。
 秋真っ盛りの季節が訪れていた。