久々の帰省を終えた花ちゃんが帰った2022年09月21日

 3連休の前日から帰省していた花ちゃんが3泊4日の滞在を終えて最終日のお昼過ぎに帰った。
 滞在二日目の午前中はじいちゃんは地域のグラウンドゴルフ大会だった。母ちゃんたちとお買い物に行ったようだ。夕食は久々の手巻き寿司だった。花ちゃんが一緒の時しか味わえない献立である。
 滞在三日目には、花ちゃん一家三人でポーアイの動物王国に出かけた。その間に高画質大型テレビが到着した。帰宅した花ちゃんは早速で自分のタブレットを操作して子供向けユーチューブを大型テレビで楽しんでいた。恐るべし当節の小学一年生である。6歳にして身近なITを駆使している。夕食はこれまた花ちゃん向け献立の唐揚げと天ぷらだった。細身の花ちゃんの唐揚げの食べっぷりに驚いた。 
 四日目の昼食は、じいちゃんばあちゃん初めての宅配ピザだった。花ちゃんの好物らしく大人顔負けの食欲だった。
 12時半頃に車中の花ちゃんとハイタッチしてバイバイした。

黙祷で始まった介護者の会2022年09月22日

 全員が後期高齢者である介護者の会は真夏の8月は例年お休みである。その介護者の会が2カ月ぶりに開催された。
 5人の参加者に4人のサポーターという8名の会が、黙祷で始まった。お休みだった8月に常連さんお二人が亡くなったのだ。ともに90代でおひとりは独特の語り口でユウモアのある話題を提供して貰っていた方だ。もうひとりの方はお菓子作りが得意で、毎回手作りのロールケーキを持参いただいていた。
 おひとり住まいだったお二人の最後の様子が気がかりだった。在宅で亡くなられたのだろうか。どなたが看取られたのだろうか。詳細は不明だった。高齢のおひとり様の見守り環境が欠かせない。
 前回の介護者の会で話題になっていた市の「見守りホットライン事業」の自作の案内チラシを配布した。お二人の訃報の直後でもあり参加者の関心も高い。
 内容を解説しながらハタと説明に窮した項目があった。「NTTアナログ回線があること」という利用条件である。オレオレ詐欺や迷惑電話などもありおひとり住まいの高齢者の固定電話はお勧めできなくなっている。固定電話が前提のホットライン事業は仕組みとしても不適切ではないか。今や高齢者の多くが携帯電話の利用者である。その場で市の担当部署に連絡した。面識のある担当者に聞くと「その点は課内でも課題と考えており対応を検討している」とのこと。
 その後、おひとり様の心配事のひとつに認知症になった場合の対応が話題になった。翌日にはキャラバンメイトとして初めての認知症サポーター養成講座を控えていた。認知症のおひとり様の色んな困りごとを話合った。
 おひとり様の困りごとを真正面から話し合った初めての介護者の会だったという気がした。

認知症サポーター養成講座の講師デビュー2022年09月23日

 1月にキャラバンメイト養成講座を修了して晴れて認知症サポーター養成講座の講師資格を取得した。その後会員である地元老人会での講座開講が決まった。
 認知症サポーター養成講座については予てから関心が深かった。2025年問題のコアの部分に認知症の地域支援があると理解している。地域支援の最大の課題が地域住民がどこまで幅広く認知症の理解があるかという点である。そのためにも養成講座の定期的な開催が欠かせない。
 キャラバンメイトとしての初めての講座が自治会館で始まった。j受講者は直前に開催されていた老人会役員会の役員を始めとした会員15名だった。事前に作成していたパワーポイントデータによる教材を作成していた。今後の講座開催に備えて購入した自前のプロジェクターによるプレゼンである。市社協からも受講者向けの10点もの教材や資料を手配してもらった。予定時間は約80分である。
 過去何度か認知症サポーター養成講座を受講したが、講師は介護施設や地域包括のケアマネさん等の専門職だった。講座内容は専門職らしく認知症の知識や介護技術中心の内容だった。キャラバンメイトの殆どは養成講座でも民生委員や地区社協役員は私だけで専門職対象の研修だった。それだけに認知症の地域支援の現場からの視点での地域住民への情報提供が不十分と思われた。
 そうした視点でのパワーポイント教材を時間をかけて作成し、講座でも認知症の「基礎知識」と「サポート」に分け、サポートにウエイトを掛けた内容に工夫した。開始20分で「基礎知識」を終え、休憩時間後に30分程「サポート」について想いを伝えた。約60分の講座を終えて幾つかの質疑を受けて終了した。
 初めての認知症サポーター養成講座の講師をまずまずの出来栄えでデビューを飾った。

グループホームの運営推進会議の状況2022年09月24日

 2年前に山口に認知症のグループホームが開設された。開設前から懇意にしているかかりつけ医から医師でもある理事長を紹介された。以来、この認知症グループホームには地域の認知症ケアの一環として関心を寄せていた。理事長から依頼されて開設半年後からそのホームの「運営推進会議」のメンバーとして2カ月毎の会議に出席している。
 コロナ禍でここしばらくは書面会議が続いているが、事業の状況は書面で送られてくる。入居者は開設直後は8名だったが、現在は定員18名に対して17名とほぼ満室である。施設がこの町に定着したことが窺える。
 書面では把握できないが、会議では認知症の在宅ケアの生の現実と実態が伝わり、その情報は貴重である。

血圧計がダウンした2022年09月25日

 昨日から常用していた血圧計が計測できなくなった。2010年3月から毎日計測していたOMRON製の血圧計である。12年以上使っていたのだから天寿を全うしたと言える。すぐにネット検索して3千円程の手首に巻きつけて計測するタイプの血圧計をネット注文した。
 このところ我が家の様々な機器が危機に瀕している。大型液晶テレビ、リビングの照明、インターフォン、スマートウォッチ等に続いての血圧計のダウンである。終活と向き合う年齢を迎えた所有者と付き合っているかのようだ。余生の最後の場面を付き合ってくれる機器たちの更新に直面した。

お二人のパパも参加したともだちつくろう2022年09月26日

 久々の祝日の子育てサロン”ともだちつくろう”だった。祝日と重なったことでパパの参加も期待していた。反面、祝日のお出かけと雨の気候が来場者の少なさにつながるのではないかという懸念もあった。
 会場には6組14人の参加者の姿があった。6人のボランティに3人の地区社協役員のスタッフを入れて総勢22人のサロンだった。特筆すべきは二人の父さんの参加があったことだ。元自治会副会長で面識のあるパパと若いご夫婦のパパのお二人に来場に感謝と歓迎の言葉を伝えた。
 11時過ぎには地区社協の役員から活動紹介があった。ボランティアセンター長からのボラン船活動の紹介、事務局長からの会員会費制度の紹介と入会の案内等である。その後、恒例の紙芝居上演だが、これも飛び入り参加の社協役員が上演を買って出た。素人の域を超えた巧みな話術でちびっ子たちを喜ばせた。
 地区社協の各事業部の活動が活性化している。各事業部長を中心に部会メンバーが工夫を凝らし少しでも来場者を増やしたり、活動の充実化を目指している。加えて各事業部間のコラボも活発である。部会内だけの活動が他の事業部からの参加が新たな活動のヒントになっているようだ。

ジェフリー・アーチャー著「十二本の毒矢」2022年09月27日

 ジェフリー・アーチャ-の再読6巻目「十二本の毒矢」を読み終えた。著者の唯一の短編集である。
 著者は稀代のストリーテラーでありエンターテインメント作家である。その才能はこれまで再読した5編の長編小説でいかんなく発揮されていた。それだけにこの作家の短編小説の才能に寄せる期待も大きかった。
 この点について「解説」氏の次のような解説が興味深かった。「すぐれた長編を書く才能と、すぐれた短編を書く才能は、かならずしもひとりの作家のなかで結びつくとは限らない。短編の場合は、題材や着想よりも、むしろそれらの処理の仕方が作品の優劣を左右する傾向が強いだけに、まがいものの才能は馬脚をあらわしやすい。その点でも、ここに収められた12本の切先鋭い矢によって、作者の並々ならぬ才能は実証されたといってよいだろう。」
 個人的には「解説氏」のこのコメントにほとんど賛成である。但し結論部分には異論がある。様々な題材や着想には敬服するが、処理の仕方には不満足だった。短編ゆえのストーリー展開の面白さが感じられない。”イギリスの伝統的な短編小説の手法”で語られているとのことだが、その妙味を知らない読者には不本意なコメントに思える。

就業構造基本調査の本調査2022年09月28日

 市の統計チームから「就業構造基本調査」の本調査の対象者名簿が調査対象マップとともに送られてきた。予備調査の対象エリアの約60世帯が18世帯に絞り込まれた。
 土曜日の午前中に本調査に着手した。18軒の内、3軒は在住者のいない空き家であることが確認できた。残り15軒の内、9軒は何とか調査票をお渡しし、ネット回答か郵送を承諾いただいた。但し、外出間際にお訪ねしたアパートのひとり住まいの中年男性は、「そんなもん関係あらへん」と凄まれて後でポスティングするのが精いっぱいだった。
 残り6軒は、週末ながら留守だった。週明けの月曜日の9時過ぎに留守宅を再訪した。見事に全戸不在だった。比較的新しい戸建て住宅が多い。現役世代の共働きのご夫婦なのだろう。やむなく夕方の6時ごろに再度訪問しようやく6軒の調査を完了した。

足裏筋トレマシン2022年09月29日

 娘夫婦が喜寿のお祝をしてくれるという。何がいいかと訊ねられ、「プレミアムビール」と答えたが、それでは記念にならないと即座に却下された。その上で提案されたのが、最近話題になっているらしいフットフィットライトという”足裏筋トレマシン”だった。歩くために必要な筋肉が鍛えられる健康機器である。座ったまま足を乗せるだけで、足裏・前すね・ふくらはぎの筋肉を電気刺激で収縮させてエクササイズできるとのこと。
 歩くことにかけては人後に落ちない。2010年3月以来、歩数計をつけて1日1万歩以上を歩くことを日課としている。累計で約4500日を1日平均1.16万歩を歩いたデータが残っている。来年2月には地球一周を踏破する計算になる。そんなウォーキング・オタクには歩けなくなることの不安は大きい。
 そんな心境の父親に”歩く筋トレマシン”の提案はフィットした。そして先日、そのマシンが届けられ、以来、夫婦で毎日23分の足を乗せるだけの筋トレに励んでいる。電気刺激の強度設定があり、徐々にレベルを上げて今はレベル7でキープしている。まだ1週間ほどだが、効果のほどは定かでない。しばらくせっせと励むことにしよう。

有馬川土手道の紅の帯2022年09月30日

 肌寒さを覚える早朝ウォーキングだった。有馬川土手道を名来神社方面に向かっていた。中国道の高架下を抜けて一気に見晴らしが広がる。有馬川土手道を挟んで東側に稲田が広がり、西側に中州と川沿いの土手道の斜面の草刈を終えた有馬川が伸びている。
 目の前の風景のちょうど真ん中を鮮やかな彼岸花の紅の帯がまっすぐ北に向かって貫いていた。毎年見た筈の景色だが、今年はひと際鮮やかでインパクトがあった。おそらくいつもより遅れた草刈で刈り取られたばかりの雑草の中で彼岸花が盛りを迎えたためだろう。
 いつもながら季節の移ろいを鮮やかに反映する有馬川土手道だった。