講座チラシ「隣町風土記・名塩」を作成2014年08月08日

 10月7日開講の公民館講座「隣町風土記・名塩」のチラシ作成の期限が迫っていた。担当の公民館活動推進員さんからは11日までの作成を求められていた。10/7の室内講座と11/8の屋外散策の2回分をまとめて掲載するチラシである。
 レイアウトのパターンは過去のチラシでできあがっている。問題は室内講座の内容と屋外散策の訪問スポット及びルート設定である。
 名塩関連の資料を整理しながら講座内容を列挙してみた。名塩川沿いの狭い平地に拓けた小さな町に、多くの物語が紡がれ、幾多の歴史上の人物が登場する。その地形の苛酷さ故に、因習にとらわれない意欲的な営みが進取の気性を培ったのだろう。浄土真宗への帰依、紙漉き、蘭学塾、ブラジル渡航等である。室内講座のタイトルを「進取の町・名塩」としたゆえんである。
 屋外散策のルート設定を検討した。東西に細長い旧集落に訪問スポットが点在している。JR名塩駅に集合し、名塩近代化のシンボル・斜行エレベーターを体験し、ベッドタウン東山台から下滝、名塩川の自然を味わい、蘭学通り、名塩八幡、教行寺、東山弥右衛門の墓碑など寺社や史跡を巡りたい。時間が許せば名塩和紙学習館も訪ねたい。小さな町には訪問スポットもまた数多い。
 講座テキストの作成や散策スポットの解説ポイントについては、ミュージカル有間皇子物語公演で交流のできた名塩探史会の皆さんの助言をぜひ訊きたいものだ。