我が街の文化祭2014年11月04日

 三連休の最後の日は、我が街の文化祭に出かけた。2千世帯を擁する新興住宅街の様々な団体や個人がこぞって参加する自治会主催の文化祭である。
 街の中心部にコミュニティセンターと自治会館の二つの施設がある。コミュニティセンターのホールでは福寿会(老人会)の同好会や地域のサークルの発表会が10月30日から11月2日まで開催された。自治会館の会議室とコミュニティーセンター小会議室では地域のボランティア組織8団体の活動紹介パネルの展示や書道、編物、写真、絵画、陶芸、生け花などの作品展示がある。
 最終日の10時から15時まではコミュニティセンターホールで社協のふれあい喫茶が開催された。お茶とお菓子が振る舞われ、文化祭関係者や地域住民が自由に交流できる場である。13時から15時までは子供みこしがコミュニティセンターを起点に周辺を練り歩く。これもまた子供を持つ若い世代の住民交流の機会となっている。
 最終日の午後の会場で社協広報紙掲載用の写真を撮った。その後、コミュニティセンターのふれあい喫茶で寛いだ。同じテーブルには後片付け要員で動員されたとおぼしき自治会の男性班長たち数名の姿があった。全員、地域ではほとんど交流することのない中年の現役世代たちである。いい機会だと思い話しかけた。高齢化著しいこの街の実態と終の棲家になり難い現状を伝えた。老後の地域生活のイメージを描くことは稀な世代である。一様に驚きと懸念の表情が窺われた。自治会の在り方等についても意見交換でき、貴重な交流の機会を持てた。
 15時になり文化祭の後片付けが始まった。重いテーブルを運んいる現役世代の班長さんたちの姿を頼もしく眺めた。

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