神鉄道場駅前の「道場町案内図」看板2015年07月16日

 昨日の午前中、炎天下を神鉄道場駅から山口町までを旧丹波街道に沿って歩いた。11月の公民館講座の散策講座「道場の旧街道を歩く」の下見だった。1時間40分ほどのウォーキングで昨日の歩数計は16500歩をカウントした。おかげで一気に日焼けし、足腰の節々にだるさが残っている。それでも多くの収穫があった。講座内容に折り込みたい材料や散策講座の見逃せないスポットの発見があった。
 その内のひとつに神鉄道場駅東の松原城址の正面に掲げられた「道場町案内図」の看板がある。神戸市北区役所作成の看板で、道場町全体のイラストマップに町内の自然、史跡、神社仏閣がもれなく掲載されている。講座資料用に道場町の全体図をネット検索したが道場町単独のマップは見つけられなかった。そんな時に目に入ったのがこの看板だった。
 道場町には生野、塩田、平田、道場、日下部と五つの地区がある。この案内図をみると楕円形のような道場町を、船坂川と武庫川が東西に分断している。東側の半分以上の面積を生野が占めている。西側半分は有馬川によって更に東西に区分され、その東側の南北を塩田と平田が、西側の南北を道場と日下部が位置している。町の中心は、有馬川の西側に丹波街道に沿って発展した道場と、日下部である。
 看板の案内図をみながら、道場町の全体像をようやく掴めた気がした。