ボランティアについてのリタイヤオジサンたちの意向2015年08月25日

 2日前にちょい呑みオヤジ会を開催し、参加者19名にボランティア登録についての意向をアンケート調査した。併せて欠席者5名にも電話による調査を追加し計24名の回答を得た。
 日常生活の困り事支援の有償ボランティアについては14名の方からボランティア登録してもよいとの回答を得た。同じ調査でカーボランティアについての意向も伺ったがこちらは4名だけが登録OKでどちらかと言えば消極的だった。
 興味深かったのは有償ボランティアの活動内容についての関心度である。調査では次のような活動の選択肢を用意した。「A:電球や蛍光灯の交換 B:家具移動 C:水道蛇口のパッキン交換 D:クリーニングの持込み E:庭の草抜き F:植木の水やり G:買物代行 H:部屋の掃除 I:通院や買い物の付き添い、J:その他(記入)」
 これらの選択肢の内、ずば抜けて多かったのは「植木の水やり」の9人で「庭の草抜き」「クリーニングの持込み」「通院や買物の付添い」の各4人が続く。「電球・蛍光灯交換」も3人あった。「その他」の回答は、「パソコン操作指導」「話し相手」が記入され、選択肢の追加が必要な活動事例と思った。回答者14人の平均年齢は73歳とかなり高い。男性向きの肉体的負担の軽微な活動が選択されたということだろう。
 ボランティア登録は困難と回答された10名の方の意向は明快だった。75歳以上の後期高齢者の方が6名で体力面での懸念であり、60代の現役世代4人は現状ではそのゆとりがないということだった。
 有償ボランティアの起ち上げに向けて様々な課題がある。そうした課題をひとつづつクリアしていく上での初めての意向調査だった。見えない課題や問題点が少し見えてきた気がした。