障がい者の本人中心支援計画2019年06月06日

 月一回のボランティアコーディネーター会議があった。今回は冒頭に市社協の地域共生センターの3名の相談支援専門員に来ていただき、障がい者の自立支援の現状をお聞きした。
 地区社協の障がい者支援部は毎週月曜日に障がい者支援のサロン「青い空」を開催している。ここには市の自立支援事業を利用されている重度の障がい者お二人が毎回利用されている。これまでそうした障がい者自立支援の実情を知る機会がなく、今回初めてその実情を聞くことができた。
 市の自立支援事業は利用者の個別の「本人中心支援計画」に沿って実施される。重度の障がいを持つ方でも本人が「自分の事は自分で決める」ために周りの家族や支援者や支援専門員が一緒になって計画を作成する。その計画の作成や見直しのための会議が同じメンバーによる「本人中心支援計画会議」であり、半年に一度見直しも含めて開催される。
 「青い空」利用のお二人は、週末は自宅等で過ごし、平日の月曜は「青い空」に、他の4日の内1日は西宮北部障碍者のつどい「たけのこクラブ」に、残り3日は重度障がい者の西宮活動拠点「青葉園」に通園されている。
 地区社協対象エリアの重度障がい者のお二人の日常の過し方の枠組みが把握できた。「青い空」がその一環として組み込まれている。それだけに今後の「青い空」事業の在り方はお二人の「本人中心支援計画」との関わりの中での検討が必要である。

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