花ちゃんのお絵描き教室風景2022年05月21日

 花ちゃんのお絵描き教室3回目の風景が母ちゃんからLINEで送られてきた。今回のテーマは「鯉のぼり」である。
 ほぼ描き終えたような作品を前にして花ちゃんが水彩用絵筆を持って思案中である。間違っても上手な絵とは言えない。それでも人の絵ばかり描いていた花ちゃんが曲がりなりにもテーマに沿った絵を描いているのだからそれなりの成長と思える。
 鯉の顔、ウロコ、お腹のそれぞれの色が緑、赤、黄色、白と描き分けられている。それは花ちゃんの感性のままに色分けされたものだ。その感性をどう育てていくかが大切なのだろう。

交流拠点づくりの地域の期待2022年05月22日

 一週間後の日曜日に地域交流拠点の2回目の地区代表者会議が開催される。2020年11月の第1回以来の実に1年半ぶりのい開催である。この間、コロナ禍での活動自粛や自治会が地区社協に代わって拠点づくりに名乗りを上げ、結局それは断念されるといった紆余曲折があった。また拠点づくりのタタキ案作成を担う検討委員会で直前に構成する2自治会の一方の派遣委員の突然の異例の不参加表明があった。検討委員会の協議の進め方に異論を唱え、同じ自治会の関係者4名ともども地区代表者会議への不参加の意向も表明された。
 そんな経過もあって会議出席者数の心配をしていた。ところが出欠返信の締め切り日の出席者は予想以上に多い27名を数えた。第1回会議と同じ出席者数である。不参加表明の4名を除いての出席者数であり、実質的には前回を上回る。
 とりわけ嬉しかったのは年度替わりで役員が一新された小中学校のPTA代表が前任者のきちんとした引継ぎを経て出席返信があったことだ。加えて育成センター(学童保育)代表者からの新たな参加連絡も頂いた。児童福祉の分野の8名の代表の内6名の参加となる。子どもの放課後の居場所問題が深刻である。交流拠点に寄せられる期待が窺える。
 地区代表者会議の予想外の多数の出席返信に、交流拠点づくりに向けての地域の期待を感じずにはおれなかった。

再開オヤジ会の活気!2022年05月23日

 2年3カ月ぶりにちょい呑みオヤジ会が開催された。会場は中国道西宮北インター近くの結婚式場「サンパレス六甲」である。コミセン前に配車された送迎バスに8名の参加者が乗車し会場に向かった。会場直行組の6名と合流し、総勢14名が顔を揃えた。会場の広すぎるスペースに4つテーブルが対面式のロの字型に配置され、席ごとに感染対策のアクリルボードで仕切られている。
 世話人のSさんの進行で17時に会食懇親会が始まった。世話人のTさんの乾杯の後、私からこの間の物故者会員4人の報告を行い、黙祷した。その後、再開後のオヤジ会運営の在り方を相談した。その結果、今後の会場は、世話人3人で事前に下見と試食をして店主と相談しておいた住宅街の日本料理屋さんに決まった。呑み放題つきの会食弁当で会費も3500円で同意された。開催日程は会場側の制約もあり第4日曜5時からの開会が第4木曜6時からに変更となった。
 恒例の事務局報告では「コロナ禍のフレイルの進行」「自治会の動向」「認知症の方の行方不明者の案件」「地元小学校の運営の曲がり角とコミュニティ導入」について報告した。この報告に問題意識の高い論客揃いのメンバーから様々な意見や質問があった。
 メインは、参加者全員の近況報告である。2年にも及ぶコロナ禍の活動自粛にもめげず、皆さん様々な分野で充実したセカンドライフを謳歌されている。相互に質問や感想もあって閉会自国間際まで報告が続いた。新たに選任された世話人のTさんの閉会挨拶で締めくくられた。
 最後にこれも恒例の集合写真を撮った。会場スタッフにシャッターをお願いし19時30分過ぎに無事閉会し、帰路の送迎バスに乗車した。

木漏れ日と櫤(タモ)の樹2022年05月24日

 新緑の心地良い晴天の下を歩いた。名来神社のすぐ先の「丹波街道」を記した徳風会設置のポールで折り返すのがいつものコースだ。早朝7時過ぎに折り返し点に着いた。山口の北部丘陵地を道場町方面に向けて旧丹波街道が縫っている。名来神社の北側には旧街道に接続する間道が通っている。折り返し点はその間道の入口である。
 左右を竹藪で覆われたその地点でちょっとした感動の光景を目にした。折しも昇ったばかりの太陽がその陽光を竹藪に向かって投げかけていた。笹の合間を縫って木漏れ日の鋭くて鮮やかな光線が貫いていた。
 踵を返して神社前の愛宕橋の袂でまた足を止めた。櫤(タモ)の巨樹が聳えている。いつもは少し離れて全景を愉しんでいるが、その時は根元から見上げるように巨樹を眺めた。予想外に太い幹が交差しその先に鮮やかな新緑の葉っぱがそよ風に揺れていた。

歩道はみ出しの「警告書」2022年05月25日

 早朝ウオーキングで住宅街のバス道路に沿って歩道を歩いていた。ある商店の前を通った時だ。バス道路と歩道の間に植木が続いく一角がある。その5mばかりの植木の幹をビニール紐が横に巡らされている。巡らされた紐の三か所に張り紙が貼ってある。
 張り紙は市長名の「警告書」だった。「この植木等は道路上に放置されているが、これは道路法、道路交通法に違反する行為となるので、所有者は4月29日までに撤去されたい。なお期限を過ぎても放置されているときは、関係法令において処分します。令和4年4月15日 西宮市長」と記載されている。
 ビニール紐を巡らせて植木の枝の歩道へのはみ出しを防止したのは市の関係者なのだろう。この処置が行われてから1カ月以上が経過しているが、所有者の特段の措置が行われた気配はない。所有者がこの警告書を確認したかどうかも定かでない。紐のおかげで歩行障害は今のところ気にならないが、風雪で紐の機能が失われた時にはどうなるのだろう。
 しばらく注意して顛末を見届けよう。

夫婦は独り・・・時々二人!2022年05月26日

 昨日から家内の体調が良くない。めまいがしたりもどしたりしている。最小限の家事にとどめて一日寝たり起きたりしている。
 今朝、早朝ウオーキングに出かける前にまだベッドにいる家内の様子を確認した。元には戻っていないようだ。帰宅してもう一度確認すると、「やっぱり病院に行くわ」とのこと。
 最寄りの脳外科病院に朝一番で一緒に出かけた。8時45分の受付前に到着し待合室で順番を待った。思いのほか早く呼ばれて、ひとまず脳のCT を撮ることになった。10時前に診察室に呼ばれ一緒に入室した。
 以前にも同じような症状で診てもらったドクターだった。CT画像では特に問題はなくめまいと吐き気を抑える薬を処方するとのこと。この頃には家内も大分良くなっている。会計を済ませ、病院隣接の薬局で薬を受取って一件落着である。元気になった家内が帰りの運転をした。
 リタイヤ後の夫婦の距離感を「夫婦は独り・・・時々二人!」と称して過ごしている。普段は、私は主に地域活動で、家内はご近所さんの女子会グループで過ごしている。お互いが放し飼い状態である。以前は、夫婦旅で「時々二人」を過ごしていたが、コロナ禍でそちらはトントご無沙汰である。そんな中で、片方が病になった時こそが「時々二人」の正念場となる。今日がその時だった。

やめどき2022年05月27日

 最近、”やめどき”について考えさせられることが2件あった。ひとつは、1年間に渡って服用していた睡眠サプリをやめたことだ。当初からイマイチ効用が感じられなかったが、すぐには効かないこともあると辛抱して続けていたが、2度目の契約更新の時にキッパリ解約した。そのサプリの残りを消化しきって1週間が経過した。直後の2-3日はそれ以前と同様に不眠が続いていたが、4日目から快眠が四日間に渡って続いた。スマートウォッチのアプリの睡眠状態は「睡眠品質非常に良い」と表示され7時間以上の睡眠時間が記録されている。睡眠サプリの”やめどき”の手ごたえを実感した。 
 今ひとつは、早朝ウォーキングでのマスク着用を止めたことだ。かねてからコロナ感染対策上のマスク着用はやむなしとは思っていたが、その弊害についても気になっていた。特に、施設等の介護現場でのマスク着用が入所者と介護スタッフの円滑なコミュニケーションの弊害になっていないかという点だ。それは乳幼児の保育の際の保育者と乳幼児たちとの関係でも懸念された。またマスク着用という外観上のシグナルが「着用が当然」という風潮を招き、マスク着用が困難な事情を抱えた人にも着用を強要する同調圧力を招いていないかという懸念があった。今朝の早朝ウォーキングであらためてその観点で街角を観察してみると、ウォーキングの人たちの着用は半々といったところだった。屋外での着用緩和の政府のガイドライン発表もあってか、徐々に着用の「やめどき」が広がっているようだ。

認知症の高齢女性の行方不明のその後2022年05月28日

 今年3月中旬に山口町すみれ台の高齢女性が散歩中に行方不明となった。軽い認知症だったという。すみれ台の民生委員を中心に地域ぐるみの捜索が行われたようだが、今尚その消息は不明である。
 当初の警察への通報が通常の行方不明届けだったこともあり、警察の本格的な捜索態勢は組まれなかったようだ。家族にすれば安否の消息についての想いは強い。
 この件に当初から献身的に尽力されていた懇意な民生委員さんから経過を伝えるメールがあった。ようやくドローンや警察犬も出動する警察による本格的な捜索が行われることになったとのこと。そして昨日、その本格的捜索が行われることになり、高齢のご主人だけでは心配なので民生委員さんも同行することになった。午後1時半に、警察犬に匂いを嗅がせるためのご本人の靴を持って出発するとのこと。
 夕方5時頃に結果を伝えるメールを頂いた。「今 帰宅しました。4時前に終了 残念ながら見つかりませんでした。」という簡潔な報告に、無念さが滲んでいた。その後のやりとりで次のような心にしみるメールを頂いた。「残念ですが、見つからなかったということは、何処かでお元気に保護されている可能性も残るということも。ご主人がそう思われたら苦しみも少しは・・・思います」。

子育てサロンで”トライやる・ウイーク”2022年05月29日

 月1回の地区社協の子育てサロン”ともだちつくろう”の日だった。10時半頃に訪ねると何組かの若いお母さんと乳幼児たちに交じって、ジャージ姿の二人の女子中学生の姿があった。事前に受け入れを了解していた”トライやる・ウイーク”だった。
 懇意にしている子育てコンシェルジュの方と雑談した。子育てサロンでの”トライやる・ウイーク”受け入れは初めての経験だという。彼女は既に中学生たちと懇談してその情報を教えてもらった。派遣先の第一志望は「餃子の王将」だったとのこと。「賄(まかない)食」の魅力もあり食堂系は人気があるのだろう。実際の現場の大変さは想像外なのかもしれない。将来の自分の職場イメージを想定すれば子育てサロンは有力な選択肢に思えるのだが。
 サロンの責任者からの情報もあった。5月のサロンとしては例年になく多い参加者だという。年度替わりの4月、5月はいつも参加者の底になる。今年は地元の住宅街以外からの参加者も多い。コロナ禍で子育てサロンが休止しているところもあり、開催しているサロンの情報が口コミで伝わっているようだ。
 地区社協が、子育て支援にも貢献できていることを喜んだ。

交流拠点づくりの第2回地区代表者会議2022年05月30日

 地区社協を中心に3年前から市の補助金事業である「共生型地域交流拠点」づくりに取り組んでいる。拠点づくりには「地域での事前の話合い」が欠かせない。そこで「拠点づくり地区代表者会議」を立上げ、自治会、民生委員、地域団体や活動グループ等32の団体、役職の皆さんの参加を得た。2019年の11月に第1回会議を開催したもののその後のコロナ禍等で延期が続き、昨日ようやく第2回会議を開催した。会議には構成メンバー32名中19名の出席とオブザーバーの地区社協執行委員6名を合わせて25名が参加した。
 会議のテーマは①1年半ぶりの開催に当たってこの間の取組み経過を伝えること②今後の拠点づくりの進め方についてのコンセンサスを得ることだった。
 拠点づくりに向けたタタキ案作成の実務は、自治会、民生委員、児童福祉、地域活動等の分野ごと選ばれた委員で構成される検討委員会が担っている。検討委員会の座長の私から会議の報告と提案を行った。
 経過報告では会議直前の検討委員会で、ある委員の委員会不参加の意向表明が焦点となった。対象地区の2つの自治会の一方の派遣委員である。理由は、検討委員会に老人会の派遣がないことへの委員会の取り組みが不十分という点だった。老人会へは引き続き委員派遣をお願いするとともに、地区住民の意向を代弁する自治派遣委員の委員会復帰を要請したとの委員会見解を説明した。
 今後の進め方では、老人会の検討委員会参加と老人会が運営する「老人いこいの家」の拠点との合流という選択肢を巡る問題が焦点だった。提案の後、当事者である老人会代表の会長から意向が表明された。検討委員派遣は老人会の加入率が高齢者数の13%程度であり高齢者を代弁できる状況とは思えないこと、「いこいの家」は市と契約して運営しているもので拠点との合流はあり得ず検討外であることが表明された。
 検討委員会座長として次のような締めくくりの挨拶をした。検討委員離脱表明の自治会対象地区の住民や高齢者の意向反映の在り方を検討するとともに、「いこいの家」に拘らない拠点施設の選択肢の検討したい。1時半開会の会議は2時45分頃に、予想外に早く終了した。