50年の空白を埋める旧友との再会2012年10月03日

 半月ほど前に高校時代の同級生有志と郷里・姫路でプチ同窓会があった。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/09/17/6575532 特に親しかった友人K君と隣席で懇談した。卒業以来50年近い空白の時が流れていた。酔いが進むにつれ席が乱れ話が途切れてしまった。50年の空白は余りにも大きい。数日後、K君に電話して、空白を埋めるべく二人だけの再会を約束した。
 昨日、労働委員会の業務を終えてJR姫路駅に向かった。駅前で待つK君の乗用車に合流し、3時半頃に彼のオフィスに到着した。K君の大学入学以降の半生を聞いた。紆余曲折の果てに現在は無借金経営の不動産業の優良会社を営んでいるという。10年ほど前に心筋梗塞を患い死の淵に立ったともいう。そんな体験もあってか「肉体的自由、時間的自由、経済的自由の三つの自由こそが人生の窮極の目標ではないか」と語る。今それを手にしているという自負が覗いている。共通の友人たちの消息を聞いたりして2時間半があっという間に過ぎた。
 6時半頃にはK君が手配してくれた日本料理店「姫路瓢亭 本店」に席を移した。ふぐ鍋コースを味わいながら、私の半生を皮切りに延長戦が続いた。生ビールや焼酎を傾けながら更に3時間ばかり語り合った。
 旧友との50年の空白を埋めるための貴重な6時間の懇親を終え、10時前の新快速に乗車した。最寄駅で家内の待つ乗用車で帰宅したのは日付が変わる直前だった。帰路の車中で、若き日の友人たちとの交わりや友情をテーマとしたNHKドラマ「清左衛門残日録」を思い浮かべていた。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/09/19/6578632

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