久々のジョン・コルトレーン2014年03月10日

 昨日、ネット注文していたマルチ・オーディオ・システムMA-17CDが届いた。レコード、ラジオ、カセットテープ、CD、SDカード、USBメモリの再生、録音が可能なオールインワンのメディアプレーヤーである。宅急便で届けられた1個口のパッケージを手にした時、その軽さに驚いた。梱包を解いて現れた現物は予想以上に小ぶりである。縦横30cm程度で高さも20cmほどのサイズだった。
 番組出演したさくらFMの放送を録画しようと思ったが、我が家にその環境がないことに気づいた。30年以上前に購入した高機能のステレオセットにはラジオも聴けてカセットテープに録音もできたが、何せ年代物で2年前の我が家の内装工事を機に廃棄処分した。以来、もっぱら外部情報はテレビとパソコンで済ませてきた。今や音声の再生・録画もCD、SDカード、USBメモリなど新たなメディアが主流である。 そんな事情で、こうしたメディアも活用できるマルチプレーヤーを探していた。最近商品を購入した筆まめダイレクトから届いたのがMA-17CDだった。なんと価格は9660円と激安である。価格.comの最安値が13650円だからその安さは群を抜いていた。
 早速、ラジオ、カセットテープ、CDを試聴してみた。再生は問題ない。録画は別途試してみることにして、レコード再生を試した。2階のクロ-クの奥に仕舞い込まれていたLPレコードを引っ張り出した。学生時代によく聴いたジャズのジャケット数枚である。とりわけ好きだったジョン・コルトレーンのナンバーを久々に聴くのが愉しみだった。アームを動かすとターンテーブルの回転が始まる。リフトレバーの操作でレコード盤に針がゆっくり降りた。
マッコイ・ターナーの軽快なピアノ演奏にコルトレーンのアルトサックスが割って入る。マイ・フェイバリット・シングスの調べである。高レベルの音質は望むべくもないが、キャビネット左右のスピーカーから流れる音響はステレオ効果を発揮している。
 久々のコルトレーンを愉しんだ。