「飼い犬ジョン」との再会2014年03月16日

 日曜の朝、遅めの早朝散策を終えて有馬川堤を自宅に向かっていた。向こうから三匹もの犬を連れたご婦人の姿が見えた。見覚えのある一団である。
 その犬と遭遇したのは2年前にさかのぼる。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/02/16/ 勝手に「野良犬ジョン」と呼んで気にしていたくだんの犬は、その後、同じ住宅街の犬好きのご婦人に飼われてめでたく「飼い犬ジョン」になった。その顛末をこのブログでも綴った。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2012/02/27/ その過程で飼い主のご婦人とも面識ができた。その後、ジョンとは一度ご夫婦と三匹の集団で散歩していたのを見かけたのを最後に会うこともなかった。
 2年ぶりの「飼い犬ジョン」との再会だった。向こうからやってくるジョンとその仲間たちの様子を見つめた。飼い主に寄り添うように進むジョンに比べ、他の二匹はてんでに勝手な動きをしていた。新参者だった筈のジョンが今やすっかり兄貴分の風格を備えているように見えた。
 すれ違った時、飼い主のご婦人と言葉を交わした。「あの犬もすっかり馴染んでいるようですね」と掛けた言葉に、マスク越しの笑顔が返された。ほのぼのとした気分で散歩道に戻った。