福祉ネットのネットワーク機能2019年04月22日

 地区のスポーツクラブ21の総会に来賓出席した。体育館や運動場等の会場使用で小学校との関係が深い組織である。来賓席で同席した校長と教頭のお二人から感謝の言葉をかけられた。
 4月初めに教育連携協議会等でお付合いのある校長から次のような依頼があった。新学期を迎えて特別支援学級で受け入れる障害児の人数が増え授業を補助してもらえる補助員を募っている。学校関係のルートでの募集だけでは人材確保が難しい。社協ボランティア等に声掛けしてもらえないか。
 早速ボランティアの皆さんに情報を流して打診したが期待した反応はない。パートタイマー並みの有償ボランティアで午前中の授業という比較的出やすい時間帯であるが、障がい児の支援という特殊性に不安があるようだ。思いついて福祉ネットのアドバイザーでもある障がい者家族会代表に相談がてらに声を掛けた。家族会のメンバーに声を掛けてみるとの前向きな反応だった。その結果4月中旬には家族会の関係者の補助員採用が確定し、授業補助が開始された。校長、教頭のお礼の言葉は、何とか新学期早々に難しかった補助員を採用でき特別支援学級の授業が円滑に運営できるようになったことの安堵の気持の表れだろう。
 私の家族会代表へのお礼メールに返されたメールにあらためて気づかされたことがある。「特別支援学級の子どもたちのために尽力いただきありがとうございます」という言葉に込められた想いが伝わった。障がい児の母親である彼女にとっては特別支援学級の運営は他人事ではない。我が事という受止めなのだろう。家族会のメンバーにとっても同様だろう。補助員を引受けてもらった方も成長した障がい児の母親のように思える。少しゆとりができて少しでも自分の経験を地域に役立てたいという想いだろう。
 返信メール中の「福祉ネットがあればこその成果だと思います」という言葉にも大いに励まされた。福祉ネットのもつネットワーク機能があらためて地域活動に活かされた。