二日遅れの家内の誕生日の出来事2008年12月04日

 一泊二日の懇親会旅行に 出かけた二日前は家内の誕生日だった。娘もその夜は友人との食事で遅くなるといっていた。ひとりぼっちの誕生日を過ごす羽目になった家内は、結局近所の仲の良い友人とのお買物と食事で過ごしたようだ。
 とはいえ、長年の連れ合いとしてはそれで済ますわけにはいかない。二日遅れの誕生日をフランス料理のレストランの昼食で祝うことにした。ところが三田の評判の高い小さなその店は、オバサン族で満席だった。やむなく近くの寿司店の日本料理に切替えた。差額料金分を誕生ケーキで埋め合わせるため「三田阪急」内のケーキ屋さんに向った。
 「チョコレートのお祝いメッセージはどうしましょう?」と聞かれた家内は、一瞬の間を置いて「お願いします」。(エ~その歳で!)「お名前は?」「○○子で・・・」と自分の名前を告げる家内。(まさか)「○○ちゃんですネ」「・・・・」(きっちり孫娘用のケーキと思われてる)「ローソクは何本おつけしますか?」「6本お願いします」「小さいローソクですネ?」「・・・」(この間が問題。意を決したかのように)「大きいローソクで・・・」(ア~アッ、本人用ケーキがバレバレ)
 二日遅れの家内の誕生日の、ケーキ屋さんでの家内の意表をついた振る舞いに意外な一面を発見した。