老後生活は病もまたお友だち2008年12月11日

 午前中、大阪市大病院の整形外科の診察を受けた。右足膝のちょっとした麻痺感があったので担当医の勧めでチェックのためMRI検査を受けた。結果は懸念した癌の転移はなく椎間板の一部に異常があるとのことだった。念のため整形外科の診察を受けることになり、今日がその診察日だった。
 8時の受付開始と同時に再診受付機でカード登録し、9時からの診察開始を待った。9時10分頃には初心診察室に通され、MRI検査結果のPC画像を前にした30前後の若い医師の診察を受けた。受診までの経過を問診された後、ベッドで足の膝や足首、足指の各関節の動きを触診された。その結果を前提にCP画像を説明しながら診断結果が伝えられた。
 「麻痺感は一般に腰の脊椎看板ヘルニアから来る場合が多いのですが、二箇所ほどヘルニアの症状が見られます。但し痛み等の顕著な自覚症状もないのでそれほど心配することはありません。自然治癒するケースもよくあります。今すぐ治療が必要ではありません。今後、顕著な自覚症状があっるときに再診しましょう」とのことだった。ひとまず良かった~ッ。
 数年前に左目にポスナーシュロスマン症候群なる奇病が持病になり急激に眼圧が高くなる病を得た。右手親指の悪性黒色腫の手術後のケアともここしばらくお付き合いするほかない。左足の膝裏には、右手中指のバネ指を手術で直したのも束の間、今度は左手薬指に発症した。二年前には左足膝は変形性膝関節症と診断された。還暦前後から私の身体に次々と疾患が発症し今や満身創痍といって過言でない。これ以上の疾患は後免蒙りたいと思う反面、これだけの疾患を抱えるとジタバタする前に多くの疾患といかに上手にお付き合いするかという居直りの気分にもなってくる。老後生活は病もまたお友だちである。