推進員さんたちと道場散策講座の下見2015年07月27日

 朝9時半、名来橋の袂に三人の公民館推進員さんと合流し、11月の道場散策コースの下見に出発した。講師である私にとっては本番のガイダンスの予行演習を兼ねている。また本番と全く同じコースを辿ることで所要時間の推定もできる。
 二週間ほど前に個人的に下見の下見をした。http://ahidaka.asablo.jp/blog/2015/07/15/7708025 その経験をもとに調べてみて、今回の下見で2点ばかり確認したいことが出てきた。
 ひとつは正福寺境内に移されたという「振り分け地蔵」である。山口の郷土史の大家・橋本芳次氏の労作「平尻道の地図帳」によれば、振り分け地蔵は、「有馬街道と大坂(丹波)街道の分岐点の位置であった清水の辻に祀られていたが、現在は正福寺の境内に移された」とある。今日、正福寺を訪ねて庫裏に声を掛けた。ご住職は不在だったが奥さんに11月の講座の際の境内散策のお断りをした。併せて振り分け地蔵の所在をお尋ねした。本堂南側のお堂との間に鎮座する振り分け地蔵を教えてもらった。台座石には「みぎありま ひだりおおさか」と刻まれている。
 今ひとつは、道場川原の愛宕神社境内の道場戎神社の社殿は、実は地車(だんじり)を転用したものだという。これは愛宕神社のネット検索をしていて発見した情報だった。そういえば前回下見の際に屋根の下の見事な彫刻に驚かされた。今日あらためて眺めてみて確かに地車を転用した社殿であることを再認識した。
 一行が全ての散策ポイントを終えて神鉄道場駅西側のロータリーに辿り着いたのは11時半だった。たっぷり2時間を要したことになる。道場駅から田尾寺駅まで電車に乗車し、田尾寺駅からは徒歩で自宅に戻った。シャワーの後の缶ビールがことのほか美味しかった。

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