キャラバンメイトというボランティア2019年10月23日

 最近、認知症キャラバン・メイトの話題をよく耳にする。先日、視察研修で訪問した富士宮市の講座では講師から地域の寄り合い処の『スタッフの多くがその資格を持って当事者たちに接しているとのこと。また福祉ネット主催の認知症サポーター養成講座の講師選任では依頼した市社協担当者に西宮市のキャラバンメイトの名簿からリストアップしてもらった。
 民生委員の今年度の高齢者実態把握調査を終えて、認知症発症者がどんどん増えてきたことを痛感した。認知症が地域の日常生活のひとコマになる日がひたひたと近づいている。
 認知症サポーター養成講座は何度か受講した。講師の個性や活動体験の違いで講座の印象は異なるものの基本的なカリキュラムは共通している。ステップアップした認知症講座としては声掛け訓練等があり、こちらも2度ばかり受講した。より本格的に認知症の専門的な知識や情報を得る上でキャラバン・メイトについての情報を調べた。西宮市のHPにはキャラバン・メイトについて以下の記述がある。
 『キャラバン・メイトは認知症サポーターを養成する「認知症サポーター養成講座」を開催し、講師役を務めていただく人です。平成30年3月末現在、西宮市では256名のキャラバン・メイトが活動しています。
キャラバン・メイトになるためには、市や県が主催する「キャラバン・メイト研修」を受講していただく必要があります』。
 この際、このキャラバン・メイト養成講座を受講しようと思った。問合わせてみると隔年開催で、次回は令和2年度中の開催とのこと。残念。