貴景勝・・・時代のヒーロー2019年03月25日

 久々に相撲ファンを大いに沸かせた春場所が幕を閉じた。主役は42回目の優勝を15回目の全勝で飾った白鳳、14勝1敗の好成績の準優勝で驚異の復活を遂げた怪物・逸ノ城というモンゴル勢と並んで、10勝をあげ大関昇進を確実にした貴景勝である。
 貴景勝の活躍に日本中の期待が集まった。久々に登場した若くて潜在力のある個性豊かな日本人力士である。身長175cmの小兵である。小兵ゆえの低い体勢からのぶちかましと突き押しが得意の型で武器である。それだけに四つ相撲になったた場合の脆さがある。
 貴景勝の強みは若さと精神力だろう。22歳という幕内最年少での大関昇進は今後の可能性の大きさを感じさせる。その若さにも関わらず精神力の強さも魅力だ。初優勝後の様々なプレッシャーにもかかわらず翌場所は11勝、今場所10勝と安定した星を残した。精神面の脆さを感じさせた人気横綱・稀勢の里の引退直後に入れ替わるように登場したのも精神面の明暗を分けたかのような印象だった。
 高安を除き4人の横綱・大関陣は30代で休場も多い。他方で貴景勝をはじめ御嶽海、阿武咲、北勝富士等の20代の若手の台頭もある。大相撲にも世代交代のうねりを感じさせる。そのうねりの象徴的存在が貴景勝だろう。まさしく時代のヒーローの印象がある。

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